『静原応援隊』が静原神社の藁あみを伝承

2020.12.09

京都産業大学の学生団体『静原応援隊』は、地域の方(90代女性)から静原神社に代々伝わる独自のしめ縄の“藁あみ”を伝授していただき、地域文化を伝承します。
高齢化による後継者不足により存続の危機にある地域独自の伝統を、静原応援隊の学生が受け継ぎ、地域の若い世代に引き継ぐことを目的に活動しています。

【本件のポイント】
  • 静原地域(京都市左京区)は高齢化問題が深刻で、2015年から学生団体『静原応援隊』が“農作物のブランド化”で地域を活性化しようと、畑を借りて幻となった京都産大豆をはじめ様々な農作物を栽培し商品化(5品発売)している。
  • 静原神社のしめ縄は、地域の田んぼで収穫したもち米の稲穂を使用してきたが、後継者不足により廃止しようと考えられていたところを、2019年から静原応援隊の学生が受け継ぎ、地域の方に指導を仰ぎながら栽培している。
  • 既に「藁すぐり」を伝授してもらい、続いて地域独自の「藁あみ」の方法を学ぶ。これにより、もち米づくりからしめ縄の作り方までの過程を受け継ぐことができ、今後は静原応援隊から地域の若い世代に引き継いでいく。

※藁すぐり
本来藁をすぐる道具を指すが、静原地域では干した藁の下処理作業も「藁すぐり」と呼ぶ。藁のカマや不要な部分をしごいてはずし、藁をきれいな状態にする作業

リリース日:2020-12-09

詳細

内容 静原神社独自の藁あみを伝承
日時 2020年12月13日(日) 10~12時 
場所 旧JA京都 静原営業所 前駐車場
(京都市左京区静市静原町165)
参加者 静原応援隊の学生7人

ご取材いただける場合は、場所がわかりにくいため当日9時半に京都産業大学神山ホール前から現地 まで送迎いたします(必ず事前連絡をお願いします)。
ご取材いただける場合、お手数をおかけいたしますが、事前にご一報いただきますよう、お願い申し上げます。
お問い合わせ先
京都産業大学 広報部
〒603‐8555 京都市北区上賀茂本山
Tel.075-705-1411
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