2020(令和2)年度 IR研修会を開催
2020.12.15
本学事務職員のデータ分析スキルの向上や分析結果をもとにした業務の効率化に繋げることを目的として、令和2年度 IR研修会を11月19日、30日にオンラインにて開催。両日併せて、延べ50名の本学職員が参加しました。
本学学長室IR推進室の白藤康成さんを講師とし「IR研修会~意見をむすんで、価値をうみだすアンケートの作成と活用のいろは~」をテーマに、第1回「アンケート作成編」および第2回「アンケート分析編」の二部構成で行いました。
第1回では、何のためにアンケートを取るのか、アンケートで何を知りたいのか、何を質問するのかといったアンケートの概論をはじめ、作成のコツ・注意点・ツールなど、ワークを交えて理解を深めました。
第2回では、アンケートの分析・解釈と求められるスキル、BIツールの活用について、分析のサンプルをもとにクロス集計、平均値、中央値の使い方や注意点、用途に適した可視化方法などを学びました。
参加者から、「学内で学生を対象に行う調査を当たり前のものだと思わず、感謝の気持ちを持ち、結果を還元できるようにしたいと思います。」、「作成するときも、また回答するときも、意識をもって向き合おうと思いました。」、「分析することが目的になっていないか、という視点は日ごろから留意しておきたいと改めて思いました。」、「BIツールやAIテキストマイニングなど、専門的知識がなくても使うことができるツールをご紹介いただきありがとうございました。ぜひ使ってみたいと思います。」などの感想が寄せられました。
また、参加者のアンケート結果から、「業務遂行の参考になった」95%以上、「新しい気づきを得ることができた」90%以上、「何かしらの行動が変化すると思う」85%以上があてはまると評価した割合が高い結果となりました。このことから、本研修会の趣旨が参加者へ伝わったのではないかと思います。