情報理工学部生がファブスペースを使ってオリジナル学習支援グッズを制作!

情報理工学部の学生2名が、デジタルものづくり施設「ファブスペース」の最新デジタル工作機器を活用し、オリジナルの受験生用学習支援グッズ「コノジ」を開発しました。
「コノジ」は受験生にとって嬉しい3つの機能を備えています。

  1.  教科書や参考書などのページを開いたまま固定するブックオープナー機能
  2. 単語帳などの赤文字を隠す暗記用赤シート機能
  3. 教科書などの重要ポイントにきれいな波線を引く機能

「コノジ」は、開発者自身の受験経験からアイデアが生まれ、デジタル工作機器を活用し繰り返し試作し、パッケージデザインまでを一貫して学生が行いました。筆箱に入るコンパクトな設計、やさしい輪郭の曲率、情報理工学部らしいプログラミング言語をモチーフとしたグラフィックな工夫が詰まっています。

制作には、ファブスペースの設備であるレーザーカッターで外形形状を切断加工し、UVプリンタで表面のグラフィックを印字しています。制作過程では、ソフトウェア上で設計したものをデジタル工作機器で実体化し、実物を触って確かめるプロトタイピングを何度も繰り返し、デジタルファブリケーションならではの素早い試行錯誤を行いました。

1月27日に「コノジ」の発表会見を行い、その様子は同日のTV番組「NEWS フェイス」(KBS京都テレビ)にて放送されました。制作者の1人である高木 祐輝さん(情報理工・2年次)は、「ものづくりに興味のある高校生に大学へ来て欲しい」と語っています。

コノジは、3月29日のオープンキャンパスにてアンケート回答特典として配布を予定しています。さらに学内ショップでの販売、インターネット上での設計図データのオープンソース化に向けて現在準備をすすめています。

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