2019年度第2回新任教員研修会を開催しました

2019.06.05

6月5日(水)、教育支援研究開発センター主催「2019年度第2回新任教員研修会」を開催し、新任教員19名を含む本学教職員26名が参加しました。
今回の新任教員研修会は、「教員と学生間の対話の促進」をテーマに、今後の授業運営や学生との向き合い方を考えることを目的とし、実施しました。
各教員が春学期に実施した「教員-学生間の授業に関する対話シート(以下、対話シート)」の結果を学生へフィードバックする方法や、学生の反応等についての情報を持ち寄ってもらいました。
研修会は、教育支援研究開発センター事務室から本学で実施している2種類の授業アンケートの概要や、対話シートについて紹介をした後、教育支援研究開発センター運営委員がファシリテータ役となり、5グループに分かれ「教員と学生間の対話の促進について」の意見交換を行いました。本学に着任してからの気づきや、講義科目と演習科目(ゼミ)における、それぞれの対話を通じて得られた学生の感想や要望について意見を出し合ったあと、本学の学生の特徴、対話シートを自分の授業設計にどのように取り入れているか、moodleの活用方法等について、活発な議論が行われました。
最後に、各グループで出された意見について発表を行い、学生の興味や関心を引き出すためにはどうすればよいかという点に多くの教員が課題を感じているということや、学生の実態について情報を得ることの重要性、他の教員が行っている教育上の工夫を共有しました。
今回の研修会に参加した新任教員からは、「学部をこえて意見交換ができる機会となり、有意義だった」「自分が日頃感じていた課題について、他の教員と深く話し合うことができて良かった」などのコメントが寄せられました。
本学が実施する授業アンケートの紹介と研修会の趣旨、グループワークの流れについて説明
普段の授業を通じて感じている課題や気づきを共有し、必要な改善や工夫について議論
各グループの意見や気づきを発表し全体で共有
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