経済学部WLBセミナーを実施(12月13日)

2018.12.13

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トピックス教育経済学部
12月13日、経済学部WLBセミナーの特別企画を実施しました。
地域のための介護保険事業等にご夫婦でご尽力されつつ、プライベートでも『育児×介護×仕事』の同時進行を経験された 合同会社 らいふ&すたいる 山下 智子氏、山下 茂氏を講師にお迎えし、「子育てと介護の同時進行、幸福感が両立の支えに」をテーマに講義をいただきました。
はじめに、ダブルケアとは、子育て(原則として6歳まで)と介護が同時進行している状態のことを指し、複数世代が一緒に暮らす大家族では普通のことであったが、少子化、核家族化、女性の社会進出、晩婚化など生活の変化により、昨今、複数世代の同居は珍しいこととなり、ダブルケアが深刻な問題となってきていることを指摘されました。平成28年4月に実施された内閣府調査では、ダブルケア人口は約25万人で、30~40歳代がその8割を占めています。そして、現在育児をしている女性の約4割が今後ダブルケアを行う状況になると想定されるそうです。
講師の家庭は10年間、ダブルケアの状態にありました。妻の父の介護と並行して3人の子どもの出生、育児があり、子どもの出生前後には、妻の父が介護施設のショートステイを利用するなどして、両立の工夫を重ねてこられました。
講師は、介護も育児も仕事も一体化させ、仕事も生活の一部と考える「ライフワークブレンド」を提唱し実践してこられました。ライフワークブレンドの考えのもと、ダブルケアを通して、自分の人生という横の軸の考えだけではなく、父母や子などの世代という縦の軸の考えを構築することができ、家庭と仕事の相乗効果につながったそうです。
講義では、受講者からの質問に答える形で、夫婦間のコミュニケーション、介護や育児の困難やそのやりがいなど、両立のための具体的な工夫が紹介され、介護も育児も全てに100%を求めないことを両立のコツとして教えていただきました。
そして、介護や育児に限らず仕事も含めて、身近なところに相談先をもつことを薦められ、一人ではなく支えられながら生きていることを感じてほしいとのメッセージが送られました。
講座の様子
講師:(左)山下 茂氏、(右)山下 智子氏
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