平成30年度「熊本・山鹿フィールド」のフィールドワークの実施
2018.09.08
2018年9月5日(水)~8日(土)、初年次教育センターが運営している共通教育科目「熊本・山鹿フィールドワーク」(1年次生対象/通年集中)のフィールドワークを熊本県山鹿市で行い、受講生28名、アドバイザー学生1名、教職員3名の計32名が参加しました。
本科目は、平成27年度より、学祖荒木俊馬の意思を継承し“将来の社会を担って立つ人材”を育成するため、受講生が学祖の生誕の地やゆかりの地を訪ね、足跡を辿ることで「建学の精神」の一層の理解と体現を促すことを目的に開講しています。
今年度は、学祖の母校である熊本県立済々黌高校において、済々黌高校の歴史や学祖に関する展示を見学することから始まり、本フィールドワークにおいて様々な面で協力いただいた山鹿市役所を訪ね、市長へ表敬訪問を行った後、社会教育課・農業振興課等で、山鹿市の歴史やワイン・シルク構想事業等、山鹿市の活性化に関する調査を行いました。また、山鹿市の中心である豊前街道の名所等の見学も行い、国指定重要文化財である八千代座ではフィールドワーク参加者全員で学歌を歌わせていただく貴重な経験をしました。加えて、本学が平成26年2月に学祖の故郷である熊本県鹿本町に設立した記念碑の見学も行い、学祖が育った地域を肌で感じました。
最終日には、「山鹿の街づくり~地域ブランドによる山鹿の活性化~」をテーマに、授業が始まって以降、各グループで調査・活動してきたことや、今回のフィールドワークで学んだ内容を含めて、山鹿市役所の担当者に提案・発表しました。
今回のフィールドワークを通して、受講生からは「建学の精神の理解が深まり、今後の大学生活を充実させよう、がんばろうという気持ちになった。」、「地域おこし・まちおこしの具体的な取組みを知ったことは、今後の自身の専攻分野に活かしていけそう。」等の意見が聞かれました。





