「匂いと心と思い出と」マイナビ進学フェスタでゼミ・研究室体験ブースを出展!

7月12日(木)にインテックス大阪で行われたマイナビ進学フェスタで、生命科学部(2019年4月誕生)からゼミ・研究室体験ブースを出展し、159名の方にご参加いただきました。

マイナビ進学フェスタは、主に高校生を対象とした進学相談会で、今回、本学からゼミ・研究室体験ブースを出展しました。このブースでは、大学での学びを体験することで、ゼミや研究室などリアルな大学生活や研究活動について、身を持って体験することができます。

本学からは、2019年4月に誕生する「生命科学部」に着任予定の加藤 啓子教授(現・総合生命科学部教授)が「匂いと心と思い出と~『脳の進化と情動』、『匂いとマウスの情動行動映像』、『フレーバーの香り体験』の3部構成~」をテーマに出展しました。また、生命科学研究科の大学院生5名も参加し、生命科学の魅力を大いに伝えました。

今回出展した本学の研究室体験ブースでは、まず「嗅覚と情動回路の発生」を解説した後、「匂いがもたらす情動行動」についてマウスのビデオを鑑賞し、その後、大学院生と「『匂いと記憶』の結びつき」について、7種の食品フレーバーを用いた体験を行いました。
嗅覚は脳の記憶をつかさどる部位とつながっており、匂いを嗅ぐことで過去の記憶や思い出がふと呼び起されることがあります。みなさんもそんな経験はないでしょうか。
参加者には、その「『匂いと記憶』の結びつき」を感じてもらうため、7種の食品フレーバーの匂いを嗅ぎ、それから呼び起される思い出について、グループで話し合っていただきました。「抹茶の匂いから、抹茶アイスを食べた思い出」、「ごぼうの匂いから、小さい時に自転車に乗っていて畑で転んだ思い出(土っぽい匂いから)」など、参加者からは大小様々な思い出が挙げられました。

加藤 啓子教授が「嗅覚と情動回路の発生」を解説
匂いから過去の記憶や思い出が呼び起されます
体験学習の進行を務めた生命科学研究科の大学院生5名
参加者のみなさんに、匂いを体験していただいた食品フレーバーは、京都菓糧株式会社よりご提供いただいたものです。ありがとうございました。
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