総合生命科学部 バイオフォーラム2017 開催報告(3月20日)

3月20日(火)にタンパク質動態研究所セミナー/第179回細胞生物学セミナー/総合生命科学部バイオフォーラムを開催しました。
今回は、アメリカ、ピッツバーグ大学のJeffrey L. Brodsky博士と、イスラエル、テル・アビブ大学のGerardo Z. Lederkremer博士を講師にお迎えし、「小胞体関連分解:基質認識とフォールディング病(Brodsky博士)」および「糖タンパク質品質管理のタイミング:早すぎても遅すぎても(Lederkremer博士)」と題して、ご講演いただきました。
Brodsky博士は、広く認知されている細胞内現象「小胞体関連分解(ERAD)」の命名者であり、この分野のトップ研究者のお一人です。Lederkremer博士はERADの中でも特に糖タンパク質ERADについて、先導的な研究を行ってこられました。タンパク質動態研究所の主要課題の1つである、小胞体タンパク質品質管理領域の代表的な研究者2名によるジョイント・セミナーでもあり、当日は多くの参加者が集まって、予定時間を超過するほどの活発な討議が行われました。

奥から、Brodsky博士、Lederkremer博士、永田教授
向かって左から、Brodsky博士、Lederkremer博士
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