京都産業大学文化学部国際文化学科では、ゼミの学びの活性化と学生の自主的な読書を促し、多様な知の領域に触れながら思考を深めることを目的として、今年度より、推薦図書を中心に４年間で100冊読破をめざす『むすびわざブックマラソン』を開始します。

近年、スマートフォンの普及などにより、大学生の読書量が著しく低下しているといわれています。ある識者は、「日米の学生の差を生んでいるのは、インプット量、読書量の差である」と指摘するなど、深刻な状況に陥りつつあると考えられます。
そこで、京都産業大学文化学部国際文化学科では、推薦図書を中心に文学・史学・思想の3分野の図書から、４年間を通して100冊読むことを目標とした「むすびわざブックマラソン」を開始します。人文学の重要性を実践的に理解すること、京都産業大学文化学部国際文化学科の特性を主体的に学ぶことなどを目的としています。
各学期末に、書名や著者、概要、おすすめポイント等の項目が設定された「ブックマラソン・シート」を学生に提出してもらい、2年次修了時と4年次修了時に表彰を行うなど、学生が前向きに取り組むことができる環境も整備します。

リリース日：2017-05-18