第6回Koyama女子カフェ&両立カフェ「仕事と家庭の両立」を開催しました

2016.11.09

女子学生・女性教職員を中心としたダイバーシティ推進室の交流会「第6回Koyama女子カフェ&両立カフェ」を開催しました。
法学部 高畠 淳子 教授より「仕事と家庭の両立-みんな、どうする?どうしてる?-」をテーマに2016年の育児・介護休業法の改正で、生活はどのように変わるのかについて話題提供をいただき、参加者で意見交換を行いました。
話題提供では、2016年度の育児・介護休業法改正の概要説明があり、学生に対し、会社の就業規則に記載されていなくても、法律により育児休業・介護休業取得の権利があることを認識するよう話されました。
また、リンダ・グラットンの著書「ライフ・シフト」より、今の大学生の世代の50%は100歳まで生きるという長寿社会が想定され、これまでの教育→就労→引退というパターンが通用しなくなり、教育・就労・休業を行き来するマルチパターンが実現できる企業が生き残るという理論の紹介がありました。
両立についての意見交換では、改正により介護休業の分割取得など緩やかな利用の促進が期待される一方で、いつ、どんなタイミングで休業取得するか、キャリアプランをどう考えるか、などを相談できる機関の重要性が確認されました。また法律では休業を取得した人の仕事をどのようにカバーするのかという運用には踏み込まないため、実効性は「気兼ねなく使える」企業風土にかかっていることも情報共有されました。
交流会の様子
法学部 高畠 淳子 教授
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