教員紹介三嶋 雄一郎
研究テーマ・内容
私たちのゲノムDNAに書き込まれた遺伝情報は、メッセンジャーRNA(mRNA)へと転写され、タンパク質へと翻訳されることで発現します。このセントラルドグマの流れの中で、mRNAは遺伝情報の中間体に過ぎないのでしょうか? 答えは「No」です。私たちの細胞は、mRNAを積極的に分解したり、その翻訳を調節することで、実に巧妙にタンパク質の発現をコントロールしています。私たちの研究室では、遺伝学・発生生物学の優れたモデルであるゼブラフィッシュと次世代シークエンスなどの最先端の研究手法を組み合わせ、「生命がRNAを制御する原理」についての基礎研究を行なっています。
担当科目
春学期
分子動態学、生体分子機能学、フレッシャーズセミナー、先端生命科学実習2、生命システム実習Ⅱ、英語サマーキャンプ1、応用特別研究1・2
秋学期
細胞生物学、先端生命科学特別研究1、基礎特別研究、細胞生物学、英語サマーキャンプ1、応用特別研究1・2
プロフィール
大阪生まれ大阪育ち。大阪、奈良、神戸と渡り歩いて博士(理学)を取得。Yale大学 研究員、神戸大学 研究員、東京大学 助教を経て、2018年4月より京都産業大学 准教授。
受験生へのメッセージ
総合生命科学部の教育研究体制は日本でもトップクラス。私も授業を受けたいくらいです。最先端の生命科学を学びたい人は、総合生命科学部を継承し2019年4月に誕生する生命科学部※にぜひ来てください。
※設置申請中。内容は予定であり、変更が生じる場合があります。
分属前学生へのメッセージ
科学の醍醐味はやはり研究です。未知の現象を自分の手で解き明かす感動と興奮は何ものにも代えられません。教科書を書き換えるような発見を目指して一緒に研究に没頭してくれる学生をお待ちしています。
研究室の構成、様子、特別行事など
2018年4月にできたばかりの研究室です。学生さんが主体的に研究に打ち込める環境づくりを目指しています。今なら「自分たちの手で最先端の研究室を作る」という貴重な経験ができます。
連絡先:15号館 地下1階 15B15号室
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