教育研究上の目的と3つのポリシー(平成29年度以前入学生)
教育研究上の目的
自然と人間が調和して、永続的に発展することを目的とする科学と技術を求める知的環境のもと、高度な専門知識と技術、応用力を備えた人材の養成を目的とする。
生命システム学科
生命科学の知識・情報をもとに、分子・細胞・組織・個体レベルにおける生命活動を統合的に理解することにより、統合システムとしての生命に対する深い基礎知識に根ざし、応用力・実践力の伴った人材の養成を目的とする。
生命資源環境学科
遺伝学、生態学、生物環境学等マクロな視点からの生物学の基本的理解に加え、育種学や資源開発利用学等応用的な学問を身に付け、生命資源の活用戦略を創造できる人材の養成を目的とする。
動物生命医科学科
バイオに関する基本的理解に加え、動物医科に関する専門知識を身に付け、動物実験等を通して各種医薬品等の果たす機能の解析、環境問題、食品の安全等に関する業務に携わる人材の養成を目的とする。
3つのポリシー
ディプロマ・ポリシー
総合生命科学部では、自然と人間が調和し発展することを目指した科学と技術を創造する教育研究環境のもとで、個性豊かな人材の養成を目標として、次の資質を身に付けた学生に学位を授与する。
- 生命科学における高度な専門知識と技術を身に付けている
- 生命科学の知識を基にした応用力を身に付けている
- 特別研究において、自らが設定したテーマに基づく研究成果をまとめ、発表できること
- 幅広い教養及び国際化に対応できる語学力を身に付けていること
カリキュラム・ポリシー
総合生命科学部では、生命科学に関わる人材育成を目指すため、化学・生物・物理学などの基礎科目の理解、コンピュータと英語運用能力の習得が不可欠であるとの認識のもと、学年進行に応じた段階的な教育を行う。
- 生物、化学ではリメディアル科目を開講し、生命科学に必要な基礎的理解を徹底する
- 実験科目を含む専門教育科目は、学年進行によりその専門性を高度化させる
- 演習科目を開講し、コンピュータを活用して、レポートのとりまとめ方を学び、プレゼンテーション能力も高める
- 4年次では、卒業研究となる「応用特別研究」で自らが設定したテーマに基づく研究成果をまとめ、発表できるよう少人数教育を行う
アドミッション・ポリシー
総合生命科学部では、生命科学を学ぶに必要な基礎学力を有する次の人材を広く募集する。
- 生命科学に関連する諸分野に強い関心をもっている者
- 生命科学に関連する知識の修得に意欲的な者
- 技術革新の流れが速く国際化の進展も著しい生命科学の分野の動きに柔軟に対応しようとする者
- 将来、生命科学に関連する分野で活躍することを目指す者