令和6年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「重点テーマ」
重点テーマ・目的・期待する効果等
(1)テーマ
- コース毎にコース要件科目などのカリキュラムの見直し検討を行い、コース毎のカリキュラムツリー作成
- 学習成果実感調査や成績分布データに基づく個別科目の改善策検討
- 留年率の更なる改善のための方策検討と取り組みの実施
- 高度情報系人材育成のための体制強化を含めた教育研究内容の検討
(2)目的
一昨年度からカリキュラムの見直しを進めている。今年度は上記4つのテーマについて、下記の目的を設定して教育内容の充実化・改善を進める。
- 必要に応じてコース要件科目の見直しを行う。また、コース毎のカリキュラムツリーが未完成のため、完成させて学生の修学指導に活用する。
- 修学データ(過去の学習成果実感調査や成績分布データ等)の分析結果を学部教員間で共有し、コース毎の修了状況を把握すると共に個別科目の改善策を検討することで、教育内容を充実させる。
- 上記カリキュラムツリーや個別科目改善策を含め、寺子屋での修学支援やランチタイムトークによる学生間の勉学動機付けを推進し、留年率をさらに下げる。
- 様々な専門科目で、高度情報人材の必要性と共に大学院進学について言及し進学への意向を持つ学生を増やす。
(3)期待する効果
- コースによってコース要件科目のまとまりが弱いものがあるため、それらコースの要件科目の見直しや授業内容の改善などを行う。また、コース毎のカリキュラムツリー作成は、学生にとって科目間の関係やコース毎の特徴をより捉えやすくなる。
- 修学データから、カリキュラム全体はもちろんコースや個別科目の状況を教員が客観的に把握できることになり、それらデータから様々な学部教育の改善策が見えるようにする。
- さらなる留年率の低下と学生の修学意欲の向上
- 教育研究内容を充実させ、大学院進学者を増やして高度情報系人材を育成する。