令和5年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「重点テーマ」

重点テーマ・目的・期待する効果等

(1)テーマ

  1. カリキュラムの見直し(主に必修プログラミング科目の見直し)とコース毎のカリキュラムツリー作成
  2. 学習成果実感調査や成績分布データに基づく個別科目の改善策検討
  3. 留年率の更なる改善のための方策検討と取り組みの実施
  4. 高度情報系人材育成のための体制強化を含めた教育研究内容の検討

(2)目的

一昨年度に完成年度を終え、昨年度からカリキュラムの見直しを進めている。今年度は上記4つのテーマについて、下記の目的を設定して教育内容の充実化・改善を進める。

  1. 2025年度新入生から、高校で情報科の新課程を受講してくるため、それを前提とした必修プログラミング科目の構成が必要となり、そのための検討と準備を行う。また、コース毎のカリキュラムツリーを明確化し、それを学生の修学指導に活用する。
  2. 修学データ(過去の学習成果実感調査や成績分布データ等)の分析結果を学部教員間で共有し、コース毎の修了状況を把握すると共に個別科目の改善策を検討することで、教育内容を充実させる。
  3. 上記カリキュラムツリーや個別科目改善策を含め、寺子屋での修学支援やランチタイムトークによる学生間の勉学動機付けを推進して、留年率をさらに下げることを目指す。
  4. 教員・技術スタッフの増員を含めて専門教育研究内容の見直しやより充実した教育研究体制を整え、大学院進学者を増やす。
     

(3)期待する効果

  1. カリキュラム見直しは、今年度検討のうえ2024年度から変更内容を先行して実施し、2025年度へ向けて教員側の習熟度を上げることが狙い。コース毎のカリキュラムツリー作成は、学生にとって科目間の関係やコース毎の特徴をより捉えやすくなり、履修すべき科目を検討しやすくする。
  2. 修学データから、カリキュラム全体はもちろんコースや個別科目の状況を教員が客観的に把握できることになり、それらデータから様々な学部教育の改善策が見えるようになる。
  3. 更なる留年率の低下と学生の勉学意欲の向上
  4. 体制強化は基礎から先端的なものまで教育研究内容を充実させ、大学院進学者を増やすことで高度情報系人材を育成する。
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