2024(令和6)年度ミニ展示「京蒔絵の美—下出祐太郎の継承と挑戦—」(9月18日~10月10日)

2024.07.29

漆で絵を描き、その上に金粉や銀粉など、金属粉を蒔きつけ加工し模様を浮き上がらせる蒔絵。中でも「京蒔絵」は、8世紀以降、都となったここ京都において、多くの職人たちの手で洗練され、繊細で優美な、日本を代表する伝統工芸となりました。

下出 祐太郎名誉教授は、1912(明治45)年に開業した下出蒔絵司所の三代目として優れた蒔絵作品を世に送りだす傍ら、2015年より本学の文化学部京都文化学科に奉職し、漆や蒔絵に関する研究や教育活動も精力的に行ってきました。

本展示では、2024年度を以て退職する下出名誉教授の活動を記念し、教授が手掛けた蒔絵作品を通して、今日に受け継がれる京蒔絵の美と技能の粋をご紹介します。

期間 2024年9月18日(水)~10月10日(木)
休館日 日曜・祝日
時間 月・火・木~土曜日:10:00~16:30
水曜日:13:00~16:30
※いずれも入館受付は16:00まで
※10月5日(土)はギャラリートーク開催のため、一般観覧は13:00で終了します(入館受付は12:30まで)
場所 京都産業大学ギャラリー(京都産業大学むすびわざ館 2階)
京都市下京区中堂寺命婦町1-10
むすびわざ館へのアクセス
※むすびわざ館に駐車場・駐輪場はございません。ご来館の際は、公共交通機関をご利用ください。
入館料 無料
図録 A4判、32ページ、無料頒布(お一人様1冊まで)
※図録申込書にお名前とご住所をご記入いただきます。
※なくなり次第、終了となります。
※郵送をご希望の方は、下記の問い合わせ先までご連絡ください(送料はご負担いただきます)。
関連イベント 講演会「蒔絵が紐解く日本文化の神髄」
講師:下出祐太郎(京都産業大学名誉教授・下出蒔絵司所三代目)
日時:2024年9月28日(土)13:30~15:00(開場13:00)
会場:むすびわざ館ホール(むすびわざ館2階)
※Zoomによるオンライン同時配信を行います。
定員:【来場】200人【Zoom】90人(いずれも事前申込制・先着順)
参加費:無料
申し込み受付:9月3日(火)10:00開始
申し込み方法:以下の【講演会申込フォーム】よりお申し込みください。

ギャラリートーク「蒔絵と螺鈿の多彩な表現」
講師:下出 祐太郎(京都産業大学名誉教授・下出蒔絵司所三代目)
日時:2024年10月5日(土)13:30~15:00(開場13:00)
会場:京都産業大学ギャラリー展示室(むすびわざ館2階)
定員:20人(事前申込制・先着順)
※Zoomによるオンライン同時配信は行いません。
参加費:無料
申し込み受付:9月3日(火)10:00開始
申し込み方法:以下の【ギャラリートーク申込フォーム】よりお申し込みください。
お問い合わせ先
京都産業大学 むすびわざ館事務室
TEL:075-277-0254(平日 9:00~16:30)
E-mail:gallery-office@star.kyoto-su.ac.jp
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