京都産業大学では、8月18日（土）に、「ひらめき☆ときめきサイエンス〜ようこそ大学の研究室へ〜」という事業による、高校生向けのプログラムを実施します。この事業は、日本学術振興会（我が国の学術振興を担う唯一の資金配分機関）が、科学研究費による研究成果を社会に還元・普及させることを目的に行うもので、今年度も京都産業大学が採択され、3年目の実施となります。

生命は、遺伝情報DNAに書かれた情報に従ってできる様々なタンパク質が重要な機能を担います。プログラムでは、生命活動の担い手のタンパク質をいかに見るかについて講義と簡単な実験で理解します。

（1）タンパク質のSDSポリアクリルアミドゲル電気泳動
（2）タンパク質の結晶化
（3）立体構造を3次元グラフィックスで見る

これらの講義と実験を通じてタンパク質の驚きの形と機能を知り、生命活動におけるタンパク質の重要性を学びます。また細菌は自分のタンパク質を用いて宿主であるヒトを攻撃し、ヒトは免疫という手段でその攻撃を防いでいます。細菌のタンパク質がヒトのタンパク質に働いて、攻撃する姿を紹介します。

開催日時	8月18日（土） 10：00～17：00
開催場所	京都産業大学 16号館および第1実験室棟（京都市北区上賀茂本山 総合生命科学部）
講師	津下 英明 総合生命科学部 教授
備考	オープンキャンパスとは異なり、テーマにそった講義・実験に取り組む内容です。

 

●主催：京都産業大学、日本学術振興会