むすびわざ館ギャラリー 第13回企画展「弓矢町 祇園祭の武具飾り」(~6月30日まで)

2017.04.17

京都の夏の風物詩である祇園祭。そのクライマックスのひとつである山鉾巡行と同じ日に、家の玄関先において武具を飾る町があることをご存知でしょうか。
京都市東山区の弓矢町では、八坂神社の神幸祭の前日と当日(7月16日・17日)の2日間、町会所である弓箭閣と松原通沿いの各家において武具飾りが展示されます。これはかつて祇園祭神幸祭の際に弓矢町の住人が実際に武具を身に着け、八坂神社に供奉(武者行列)していた名残です。供奉自体は昭和49年(1974)に途絶えてしまいましたが、翌昭和50年(1975)からは武具飾りにかたちを変えながら、現在まで町の歴史を伝えています。
今回の展示では供奉で実際に用いられてきた道具類を中心に弓矢町の歴史を紹介するとともに、町の記憶を守り伝えようとする町内の人々の活動についてご紹介いたします。

会期 2017年5月15日(月)~6月30日(金)
休館日 日曜・祝日 ※ただし、6月4日(日)・18日(日)は開館
時間 10:00~16:30(入館受付は16:00まで)
場所 京都産業大学壬生校地むすびわざ館2階 ギャラリー
(京都市下京区中堂寺命婦町1-10)
むすびわざ館へのアクセス
入場料 無料
講演会 弓矢町の歴史

※駐車場・駐輪場はございませんので、ご来館の際は公共交通機関をご利用ください。

お問い合わせ先
京都産業大学ギャラリー
〒600-8533 京都市下京区中堂寺命婦町1-10
Tel.075-277-0254
Fax.075-277-1699
受付時間:9:00~16:30(月~金曜日)
gallery-office@star.kyoto-su.ac.jp
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