映画「さとにきたらええやん」上映会のお知らせ

2017.04.18

日雇い労働者の街・釜ヶ崎で38年間続く子どもたちの集いの場「こどもの里」—。人情が色濃く残る街の人々の奮闘を描く、涙と笑いあふれるドキュメンタリー映画『さとにきたらええやん』の上映会を開催します。

子どもたちを取り巻く社会情勢は、大きく変化しています。いじめ、虐待、貧困・・・そんな過酷な現実の中でも、たくましくけなげに生きている子どもたちと、映画の中で出会ってみませんか?
日程 2017年4月26日(水)
時間 [1回目]13:30~15:30 [2回目]17:15~19:15
各回終了後、「子どもの貧困」と向き合う活動について語る時間を設けます(参加自由)。
場所 Lib.コモンズ(図書館ホール)
対象 京都産業大学の学生・教職員
申込 不要、当日会場にお越しください
参加費 無料
定員 各回先着40名
※定員になり次第、入場をお断りすることがあります。
上映は、バリアフリー版の字幕付きとなります。
介助等が必要な場合は、ボランティアセンターまでお申し出ください。

[主催]ボランティアセンター  [共催]人権センター

上映作品『さとにきたらええやん』

*作品ホームページより引用

いつでもおいでや。
子どもも大人も集まるみんなの”さと”


大阪市西成区釜ヶ崎。”日雇い労働者の街”と呼ばれてきたこの地で38年にわたり取り組みを続ける「こどもの里」。”さと”と呼ばれるこの場所は、障がいの有無や国籍の違いに関わらず、0歳からおおむね20歳までの子どもが無料で利用することができます。学校帰りに遊びに来る子、一時的に宿泊する子、様々な事情から親元を離れている子・・・そして親や大人たちも休息できる場として、それぞれの家庭の事情に寄り添いながら、地域の貴重な集い場として在り続けてきました。本作は「こどもの里」を舞台に、時に悩み、立ち止まりながらも全力で生きる子どもたちと、彼らに全力で向き合う職員や大人たちに密着。子どもの繊細な心の揺れ動きを丹念に見つめ、子どもも大人も抱える「しんどさ」と、関わり向き合いながらともに立ち向かう姿を追いました。

わたしはあんたの味方やで!
現在、求められている”居場所”の原風景


「こどもの里」の取り組みを通して、画面いっぱいにあふれ出る子どもたちや、釜ヶ崎という街の魅力を捉えたのは、大阪在住の重江良樹監督。「こどもの里」に関心を抱き、関わり、取材を始めてから足かけ7年。いま、初監督作品として本作を完成させました。
音楽は地元・釜ヶ崎が生んだヒップホップアーティスト、SHINGO★西成。ストレートで飾らないメッセージの中に、街で生きる人々への熱い思いがつまったSHINGO★西成の楽曲が、生きることそのものを力強く肯定し、映画全体をあたたかく包み込みます。
めまぐるしく移り変わる現代社会のなかで、子どもたちを巡る環境も急激に変化している今、あらためて注目されている「こどもの里」の”取り組み”が、これからを歩む私たちに問いかけるものとは—?

監督・撮影:重江芳樹
音楽:SHINGO★西成
製作・配給:ノンデライコ 2015、日本、100分
お問い合わせ先
京都産業大学 ボランティアセンター 13号館B1階
〒603‐8555 京都市北区上賀茂本山
Tel.075-705-1530
Fax.075-705-3191

開室時間
平日:8:45~16:30(13:00~14:00を除く)
土曜:8:45~12:00 ※不定期に閉室することがありますので、事前にお問い合わせください。
日曜・祝日:閉室

volunteer-support@star.kyoto-su.ac.jp
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