総合生命科学部 バイオフォーラム2014 開催(2014.12.11)

 最先端の生命科学研究に触れてみませんか

有用植物遺伝資源の高度利用化に向けたシステムズ・バイオロジーの確立

日時 2014年12月11日(木)
【開場】14:30〜 【開演】15:00〜16:30
場所 京都産業大学 15号館1階15102セミナー室
交通 ※キャンパス内に駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。
交通アクセス
備考 事前申込不要・入場無料・一般の方の参加歓迎
主催 京都産業大学 総合生命科学部

講師

矢野 健太郎 准教授(明治大学 農学部)

 高速シーケンサーに代表されるように、ウエット実験の低コスト・大規模化が進展し、利用可能な植物オミックス情報がWeb上に蓄積している。これらのオミックス情報を積極的に活用することにより、新たな生物学的知見を効率的に導出できる。このアプローチには、ゲノムやトランスクリプトームといった各オミックス要素の解析(たとえば, 新規遺伝子の発見や遺伝子発現制御の同定)だけではなく、表現型決定に至るオミックス間相互作用(環境要素も含む)の解析、すなわち、システムズ・バイオロジーへの展開が含まれる。グリーン・イノベーションに資する新規有用遺伝資源を探索し、高度利用化を達成するためには、集積する大規模オミックス情報を的確・迅速にハンドリングするバイオインフォマティクス基盤の早期整備が喫緊の課題である。本講演では有用植物を対象とした大規模情報の利用の現状と取り組みについて紹介する。

 
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