川根 公樹 准教授がJSTの戦略的創造研究推進事業「さきがけ」に
採択されました。

 本学総合生命科学部 川根 公樹 准教授の研究が、科学技術振興機構(JST)の公募事業である戦略的創造研究推進事業「さきがけ」の研究領域「生体における動的恒常性維持・変容機構の解明と制御」に、新たな研究課題として採択を受けました。

 「さきがけ」は国が示した戦略目標下の各研究領域に対して研究者が研究計画を提案し、研究総括のもとで、優れた研究計画を研究者個人が独立して推進する制度です。
 川根准教授が採択を受けた研究領域には340件の応募があり、その中から15件の研究課題が採択を受けました。採択率は4.4%でした。

課題名 腸管の恒常性における細胞死とDNA分解の役割
研究期間 平成26年10月1日〜平成30年3月31日

研究概要

 腸上皮における細胞死と細胞死を起こした細胞のDNAの分解機構に何らかの破綻が起きることにより、癌、腸炎、腸管感染など様々な疾患が引き起こされます。腸管上皮細胞の細胞死と腸内でのDNA分解という二つの現象に着目し、これらの分子機構を明らかにするとともに腸管の恒常性に果たす役割を解明することで得られる知見により、これまでにない側面から腸管疾患の新規治療法の開発を目指します。

 
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