6月27日(金)、本学15号館15102セミナー室において、酪農学園大学獣医学群の萩原 克郎 教授を招き、バイオフォーラム2014が開催された。今回のセミナーでは、講演者が長年取り組んできた家畜におけるボルナ病ウイルス感染症についてご講演いただいた。

　前半は、ボルナ病の歴史や感染病態の特徴、診断方法、日本の家畜・愛玩動物・野生動物における感染状況について解説され、後半は、自然感染、あるいは実験感染した動物の動画を多数用いて、私達にあまり馴染みのないこのウイルス性神経疾患について具体的に紹介してくださった。講演後には、学外からの参加者から専門的な課題について質疑応答が続いた。一貫して、初学者や学生にもわかるように解説された。50名以上の参加者が内外から集まり、大変盛況であった。