総合生命科学部伊藤研究室 茶谷悠平 客員研究員の発表が
慶應義塾大で開催された日本遺伝学会第85回大会でBest Papers賞を受賞

 総合生命科学部伊藤研究室の 茶谷悠平 客員研究員の発表(大腸菌翻訳途上鎖の網羅的解析)が2013年9月19日〜21日、慶應義塾大学で開催された日本遺伝学会第85回大会でBest Papers賞を受賞しました。

 この賞は同大会における優れた講演に贈られています。優れた研究を褒賞することで意欲あふれる研究を奨励し、遺伝学会の明日を築く人々を鼓舞し、遺伝学の発展に資することを願って設けられた賞です。

 茶谷さんの発表は、大腸菌内において様々な遺伝子の指令でリボソームがアミノ酸を特定の順番で結合し、タンパク質を合成するとき、それぞれのタンパク質の鎖は一定スピードで伸びるのではなく、途中で停滞することが頻繁に起こっていることを示したもので、遺伝情報の翻訳と呼ばれる過程の実際の姿を浮かび上がせ、新たな問題を提起したものです。

 
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