日本動物学会近畿支部講演会『動物の形作りの謎を解く』開催(2013.11.16)

 日本動物学会は、明治11 年(1878 年)に創立された、日本の学会のなかでも最も古い学会の一つです。
 動物学会近畿支部では、毎年秋に公開講演会を開催して、高校生、大学生、一般の方々に動物学の面白さをお伝えしています。

 今年は、「動物の形作りの謎を解く」として、動物の発生や再生の過程で見られるとても不思議なできごとと、その過程を進める多くの遺伝子の働きをご紹介します。講師は、この分野で世界的な業績を上げておられる方々です。

 昨年の山中伸弥教授J. ガードン教授のノーベル賞受賞は、発生の過程でいろいろな細胞が生じる、細胞分化というできごとに大きな光を投げかけました。
 iPS 細胞は、分化した細胞を多くの分化能をもつ「多能性」細胞にすることで樹立されました。動物の形作りの謎を解き明かすには、細胞分化の理解がとても重要です。

 普段当たり前のように思っている動物の形作りが、実は精妙なしくみによるのだということを知っていただき、またそれを解明するために、研究者がどのようなことをしているのか、ということも分かっていただければと思います。

日時 2013年11月16日(土)
13:00〜16:00
場所 京都産業大学むすびわざ館
むすびわざ館へのアクセス
主催 日本動物学会近畿支部
共催 京都産業大学
問合せ 八杉 貞雄(京都産業大学総合生命科学部) TEL.075-705-1780
 
PAGE TOP