難関!実験動物一級技術者の資格認定試験に
動物生命医科学科3年生の4名が合格!!

 公益社団法人 日本実験動物協会では、動物実験に関する高い知識・技術を持つ専門家を実験動物一級技術者として認定しています。
 この実験動物一級技術者試験は、大学生の合格率が約15%という狭き門であり、1次試験(学科試験)及び2次試験(実技試験)に合格することが必要です。
 総合生命科学部 動物生命医科学科では、3年生のうち11名が1次試験(学科試験)に挑戦して6名が合格。1次試験合格者のうち5名が第2次試験(実技試験)を受験した結果、みごとに4名(市川みなみさん、小俣太一さん、廣田暖奈さん、渡谷理沙さん)が合格を果たしました。さらに、合格者のうち、2名は成績優秀者として、日本実験動物協会から表彰を受けています。

 合格者の一人である市川さんは、「学科試験の準備期間も短く、実技試験も全く見当がつかなかったので、合格できると思っていませんでした。不安で一杯でした。合格できたのは、手厚く面倒をみていただいた学科の先生方の御蔭です。将来は実験動物一級技術者の資格を生かしながら、病気や薬の研究などの仕事を通して、社会に貢献したいと考えています」と抱負を語っています。

 また、熱心に指導されてきた、動物生命医科学科 松本耕三先生は、「初めてのことでもあり、難関でもある。今回は1人でも合格してくれると御の字と考えていただけに、学科の先生方の全面的な支援と学生さんの熱心さが望外の結果をもたらし、感無量」とコメントを述べた。

 各種医薬品、化粧品、食品の開発あるいは家畜・家きん類の飼料等を開発する際には、常に精度の高い動物実験が求められます。
 総合生命科学部 動物生命医科学科では、環境、食品、各種医薬品等の果たす機能及び安全性の維持に高い関心を持ち、各種実験動物を用いた研究・技術で社会に貢献する人材の養成も目指しています。

 
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