生命科学セミナー「逆転および高度分断化 tRNA遺伝子の解析」開催(2013.12.16)
日時 | 2013年12月16日(月) 16:00〜17:00 |
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場所 | 京都産業大学 15号館1階 15102セミナー室 |
世話人 | 京都産業大学 総合生命科学部 生命システム学科 千葉志信 |
共催 | 京都産業大学総合生命科学部 科研費・基盤研究(B)・25291006 【タンパク質局在化をモニターする翻訳途上鎖の分子機構】 |
【講師】相馬 亜希子 博士
千葉大学 園芸学研究科 助教
【演題】逆転および高度分断化 tRNA遺伝子の解析

DNAには遺伝情報が様々な形式で書き込まれ、生物はそこから色々なプロセシング方法で必要な情報を取り出す。近年、逆転または分断化された新奇tRNA遺伝子が数多く発見され、その前駆体tRNAの成熟化過程の解析や成立についての研究が活発に行われている(1, 2)。本発表では、極限環境微生物で発見されたcircularly permuted tRNA genesおよびatypical intronic tRNA genesの発現機構と進化について概要を紹介する。
Ref. (1) Soma, A. et al., (2007) Science, (2) Soma, A. et al., (2013) Sci Rep.