総合生命科学部 第7・8回バイオフォーラム2010

 最先端の生命科学研究に触れてみませんか

第7回

シロイヌナズナ近縁種の動原体およびその周辺領域の進化的解析

 動原体は細胞分裂の際に染色体を正確に娘細胞に伝えるために必要不可欠なものであり、遺伝情報の子孫への伝達という重要な役割を担っています。シロイヌナズナの近縁種に関して動原体とその周辺領域の進化パターンについて紹介します。

講師

京都産業大学 総合生命科学部 生命資源環境学科
河邊 昭 准教授

ガラパゴス諸島に固有の野生トマトに観察される葉形態の自然変異の発生機構

 進化論で有名なダーウィンはガラパゴス諸島で2種類の野生トマトを見つけました。この2種の野生トマトは近縁であるにも関わらず、葉の形態が大きく異なります。この葉の形態の多様性が生じる仕組みについて発表します。

講師

京都産業大学 総合生命科学部 生命資源環境学科
木村 成介 准教授


日時 2010年11月10日(水)
開場 15:30〜
開演 16:00〜(講演時間:90分)
場所 京都産業大学総合生命科学部 15号館15102セミナー室
備考 事前申込不要・入場無料・一般の方の参加歓迎
主催 京都産業大学 総合生命科学部

第8回

転写のナノバイオロジー

 ナノバイオロジーは、少数分子のミクロな挙動が、生理的なマクロ現象に現れる機構の研究だが、1分子の遺伝子DNAとRNA polymerase複合体から、遺伝子が発現する転写は、格好のテーマである。RNA polymeraseによる塩基配列読み取り機構、均質なDNAとRNA polymeraseから、活性の異なる転写複合体が形成される発見とその生理学的意義を紹介します。

講師

京都産業大学 総合生命科学部 生命システム学科 嶋本 伸雄 教授

日時 2010年11月24日(水)
開場 15:30〜
開演 16:00〜(講演時間:60分)
場所 京都産業大学総合生命科学部 15号館15102セミナー室
備考 事前申込不要・入場無料・一般の方の参加歓迎
主催 京都産業大学 総合生命科学部

問い合わせ

京都市北区上賀茂本山 京都産業大学総合生命科学部事務室
Tel.075-705-1466

 
PAGE TOP