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結果分析・改善計画(平成23年度 秋学期)
1.結果の総評
結果全体を俯瞰すると、概ね良好な結果となっていると判断できる。出席率については、専門分野の学習形態から、理解度を深めるには授業への出席が不可欠であるとの認識からか、全体で8割以上となっており、学生の意欲的な行動がうかがえる。シラバス参照は、出席率との相関関係が判断できない結果であるが、学びの面白さ、成長の実感に関しては、出席率との相関関係が認められる。
なお、相対的に、出席率が低い者の結果が良好となっているが、これは参照する必要はないと判断する。
2.授業アンケートにみられる本学部授業の課題
各授業の結果にはバラツキがあることから、各担当者の工夫に加え、本学部での学びの意義や理解の進め方等、高校までとは異なる大学での学習方法をまずは理解させた上で、各科目の必要性を認識させる等、全体と個別の認識及びその関連性を教授する必要があると判断する。
なお、現状のアンケートシステムにそぐわない実験・実習やリレー形式等、特殊な形態では、有益な結果が見られなかったと判断する。
3.2の各項目についての改善計画
これまで、新入生に対して、学部独自に生物・化学のプレイスメントテストを実施しており、教員全員が学生の基礎学力を把握した上で授業を開始している。その後は、各教員の創意工夫により、理解度、満足度を高めるように努めているが、不十分であることは否めない。
完成年度となる平成25年度を終えるまでは、カリキュラムの変更を行うことはできないため、平成26年度以降にカリキュラム変更を予定しているが、現況改善をも念頭に据えてその変更案を策定する等、対応する予定である。
また、アンケート実施科目については、実験・実習やリレー形式等、特殊な形態により実施している授業については、これをアンケート実施の対象外とし、平成24年度は座学講義のみを対象とする