同窓会感想 植松千恵

 ロンドンオリンピックまで2ヵ月をきった先日、第9回インドネシア語専修同窓会が京都全日空ホテルで開催されました。

 4年に一度開催されるインドネシア語専修の同窓会。前回は卒業を控えた年の6月、北京オリンピックの年に開催されました。一つ上の先輩は卒業した年に同窓会があって羨ましいね、と同期の友人と話をしていたのがつい最近のことのようです。長い長いと思っていた4年もあっという間に過ぎ、今回の同窓会の案内が届いた時は、とても嬉しくて、当日が楽しみで仕方ありませんでした。

 私たちの同期生にとっては初めての同窓会、先生方からお話は伺っていたものの、どんな雰囲気なのか、どれ位の卒業生が参加されるのか、何もかもがドキドキです。
 会場のある京都全日空ホテルに入り受付に向かうと、初めてお会いしましたが、先生から話を伺ったことのある先輩が受付をされていました。お話できなかったのが残念でしたが、次回の同窓会ではもっと先輩方と交流できればいいな、と思います。受付を済ませた後も会場の外では、久しぶりの再会を喜ぶ笑顔ばかりでした。

 友人や先輩、後輩と再会の喜びで話が盛り上がっていると、まもなく開始時間となり、『京産大インドネシア語専修同窓会』と掲げられた会場に入りました。在学中にお世話になった先輩方の司会で同窓会が始まり、司会の先輩お二人が卒業年と名前をおっしゃった時に、同じテーブルだった卒業生の方が「おー、若いな〜」とおっしゃっていて、どれだけたくさんの卒業生が参加されているのかがわかる瞬間でした。

 壇上に上がられた先生方と卒業生が向かい合った時、インドネシア語専修での思い出や同窓生として思いを巡らせていた方がほとんどだったのではないかと思います。私自身も入学から今までを振り返ると、先生方はもちろん、オープンキャンパスなどの行事で先輩にも優しく、仲良くしていただきました。1クラスしかないからこそ同期もみんな仲が良くて、今回のように久しぶりに会ってもわいわいと近況を話したり、昔の話ができるこの空気をとても心地よく感じました。

 2時間という限られた時間で、できるだけたくさん話がしたいと思うのはみなさん同じのようで、先生方の周りを囲む卒業生が終わりまで絶えませんでした。近況報告や思い出話に花を咲かせ、笑顔がいっぱいの同窓会に参加できて本当に良かったと思うとともに、インドネシア語専修のつながりの温かさを再度感じることができました。

 閉会後、あっという間に終わってしまったという淋しさもありましたが、次回の同窓会でどんな再会、出会いがあって、先生方にどんな報告ができるのかな、という楽しみの気持ちでいっぱいになりました。

 4年後の同窓会を楽しみに、”リオ・デ・ジャネイロ(オリンピック) で会いましょう”。

2009年3月卒業 植松千恵

PAGE TOP