インドネシア東ヌサトゥンガラ州からの文化使節団が
「インテンシブ・インドネシア語TA」でササンドゥ・コンサート

 6月4日(木)、インドネシア最南端の東ヌサ・トゥンガラ州政府派遣の文化使節団が、インドネシア語専修のエディ・プリヨノ准教授が担当する一年次生の必修科目「インテンシブ・インドネシア語TA」の教室を訪れた。

 教室には一年次生に加え、二〜四年次生も詰めかけ、約60名の学生を前に、まずベニー・ウドゥンブイ州助役が同州のプロフィールを説明し、引き続きザカリアス・ンダオンさんが民族楽器ササンドゥのコンサートを行った。

 ササンドゥは州の最南端のロテ島にしかない民族楽器で、学生は初めて聞くササンドゥの甘い調べに耳を傾けていた。ザカリアスさんは、一度聞いた曲を自分なりにアレンジして全く楽譜を用いず奏でるという才能の持ち主で、ロテ島、東ヌサ・トゥンガラ州の伝統的な旋律から、インドネシア・日本・欧米のポップスまで、幅広いレパートリーを披露した。演奏の合間に、学生はザカリアスさんに対し様々な質問を投げかけ、ザカリアスさんもそれに丁寧に答えてくれていた。

 一時間半の授業の最後には、インドネシア語専修から使節団に感謝状や記念品が贈られた。














 
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