卒業生による講演会・シンポジウム
「グローバルな時代にふさわしい職業人をめざして」開催報告

 卒業生による講演会・シンポジウム「グローバルな時代にふさわしい職業人をめざして」が開催されました

 2015年の授業が始まった1月7日の13時よりヨーロッパ言語学科では卒業生による講演会・シンポジウムを開催いたしました。

 ドイツ語専攻 生田眞人教授による「開会の辞」から始まり、外国語学部長 鈴井清巳教授の「開会のあいさつ」に続き、外国語学部卒業生3名による熱のこもった講演が始まりました。先輩達が後輩に語る熱いメッセージに対して、後輩の在校生たちは熱心に耳を傾けていました。この講演によって来場の聴講生たちは、今後の就職活動に備えて貴重な情報をたくさん得られたようで、講演会も予定を15分ほどオーバーするほど盛況でした。今回の講演会・シンポジウムは、ヨーロッパ言語学科主任の島憲男教授による「閉会の辞」を以て成功裡に終えることができましたが、終了予定の15時を過ぎても会場に残った聴講者と講演者との間では熱心に質疑応答が続いていました。

 最初の講演者である池端芳さんは、ドイツ所在のSekisui SPR Europe Gmbhでの仕事と外国での生活につき、説得力ある論調で、面白く語ってくれました。ドイツ人の価値観の説明や自身が従事している仕事での注意すべき点を具体例を挙げて説明し、後輩の就職活動に適切なアドバイスを提供してくれたと思います。

 2人目の講演者である松木亜里沙さんは、勤めているアイシングループ内の企業であるアイシン・エィ・ダブリュ工業株式会社の特色を紹介しながら、自身の従事している仕事内容に関し、大学時代の勉学で得た知見が役立っていること、そして仕事と勉学が相互に有機的に関係しあっていることをわかりやすく説明し、来聴者が将来就職活動に励む際に役立つ情報を広範に提供してくれました。

●卒業生からの便り「講演会を終えて」(松木 亜里紗さん)はこちら

 3人目の講演者である丹山大樹さんは現在勤務中のボッシュ株式会社をまず紹介し、ドイツ系企業に就職するのに必要なスキルや能力を具体例を挙げながら説明してくれましたので、後輩の来聴者にはきわめて有益な講演内容であったと判断します。

 3名の卒業生による今回の講演会・シンポジウムに関しての共通項としては、1年間のドイツ留学が挙げられ、留学によって得られた体験や知識がその後の職業人としての生き方に大きな影響を与えているとの認識は、講演を聞いている後輩の在校生たちには大変啓発的だったと思います。

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