結果分析・授業計画/改善に向けての取り組み(平成25年度 秋学期)

1.結果の総評

 今回、経営学部では1年生向けの「イントロダクトリー科目」(以下、イントロ科目)および「イントロダクトリー科目以外の講義科目」(以下、イントロ科目以外の講義科目)についてそれぞれ別途のアンケート用紙を用いてアンケート調査を行った。設問7の「満足度調査」の学部平均(80%以上出席者)において、イントロ科目では3.91、イントロ科目以外の講義科目では4.06と、おおむね満足できる結果となった。その他の項目については今後精査して改善を行いたい。

2.調査結果にみられる本学部授業の課題

(1)イントロ科目」および「イントロ科目以外の講義科目」共通の課題

  • 学部が作成した「(身に付く力)関係表」に表示した「身に付く力」が実感できたかどうかをイントロ科目では設問9、イントロ科目以外の講義科目では設問8に設定したところ、学部平均(80%以上出席者)がイントロ科目では3.53、イントロ以外の講義科目では3.66と、他の質問項目と比較して明らかに低調であったこと。

(2)「イントロ科目」の課題

  • イントロ科目の設置目的である、「2年次以降の学科選択の役に立つ」を設問7の項目としたが、H24年度春学期に引き続き肯定的意見が約2/3にとどまった。悪い数字ではないがより高度な目標として3/4を目指したい。

(3)「イントロ科目以外の講義科目」の課題

  • 事前・事後学習の必要性を感じている学生の割合がイントロ科目と比べて低調である。また、実際に事前事後学習を行っている者の比率が低く時間も不足している。

3.2の各項目についての改善計画

上記2(1)について

  • 「身に付く力」を意識した教員の授業運営。

上記2(2)について

  • 教員が毎回、「学科選択に役立ててください」と学生に呼びかけることにより、学生の意識付けを強める等の対策が考えられるが、イントロ科目の授業時間以外の取り組みを学部教務委員会の議題としたい。

上記2(3)について

  • 授業時間内および授業時間以外の機会においての取組みを、学部教務委員会の議題としたい。

改善に向けての取組(平成25年度 秋学期 イントロダクトリー教育における教育の質保証)

改善に向けての取組(平成26年度 秋学期 イントロダクトリー教育における教育の質保証)

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