Vol.102 漫画部 主幹 村上 綾音さん・副主幹 小森 輝さんインタビュー
今年度18名の新入部員が入部し、
パネル展等のイベントを積極的に活動されている
漫画部 主将 村上 綾音さん(経済・3年次)・
副主幹 小森 輝さん(理・年次)にお話を伺いました。
この春、学内でパネル展を開かれたり、5号館付近の展示ケースにてイラストを展示されるなど、積極的に活動されていますが、反響などいかがですか?

村上)前年度に比べると倍以上の方がパネル展に来てくださいました。来場者アンケートにもたくさんの方が協力してくださり、部展への評価や展示ケースを見てくださった方の作品の感想も評価が良くなってきているので、とても嬉しいです。
小森)今年から、今まで参加していなかった新歓祭にブースを出して、積極的に宣伝活動をしたり、初めての試みである他団体(電子計算機応用部・デザインクラブ・ARTサークルココロノキヲク)と合同のイベント「芸術系団体合同展」を行い、他団体との交流にも力を入れてきたことで、漫画部の知名度が上がったように感じます。今年度は18名という、今までよりも多くの新入生が入部してくれました。



今回のパネル展やイラストの展示で工夫したことやこだわりなどはありますか?



村上さん小森さん個人としてのこだわりは?
小森)今回のイラスト展示では、初めてパソコンで描きました。パソコンのソフト特有の手描きでは描けないきらびやかな効果をつけたり、透明感のあるような目を描くのもこだわっているところなので、このパネル展でより一層成長出来たと感じました。
村上)前回のパネル展のアンケートに、全体の作品数が少ないというコメントをいただきました。部員1人につき最低1点展示するのですが、部員数が少なかったため、作品数が少なくなっていました。今回は少しでも作品を増やそうと思い、私個人はイラストを3枚展示しました。その影響か、1枚より多くイラスト展示してくれた部員もおり、作品数も増え、充実したパネル展を開催することが出来ました。来場者数が増えたのは、それも1つの要因だったと感じています。


今年度初めて企画されたという他団体と合同のイベント「芸術系団体合同展」を開催されていかがでしたか?



お二人はなぜ漫画部に入部されたのですか?

小森)中学・高校のときはバスケをしていましたが、もともと、漫画をよく読んでいたので、漫画部には興味がありました。見学に行った際、自分のイラストや漫画を多数発表出来る環境に惹かれ、入部しました。入部後は、画力の高い先輩や同年代の子が所属しているので、絵の描き方や漫画の作り方などたくさんのことを学んでいます。部員皆でコミュニケーションを取りながら描いているので、1人で描くよりも、日々、絵のクオリティが上がるのを感じています。
村上)私は中学のとき、絵画部に所属していました。もともと、イラストを描くのが好きなので、漫画部に見学に行った際、部員である先輩たちと話していて、とても楽しそうな部活だなと感じたので、入部しました。部員同士仲が良いのが本学の漫画部の特徴だと思います。絵を描く際はどうしても個人作業になりがちですが、私たちはお互いの作品にアドバイスをしたりなど、声を掛け合って楽しく作業しています。漫画家を目指している人や趣味で絵を描いている人だけでなく、全く絵を描いたことない人でも楽しめるクラブです。
新入部員が18名と多数入部され、部内の雰囲気は変わりましたか?

今後の活動で実現していきたいことや抱負はありますか?

村上)もっと漫画部の知名度を上げ、部展の来場者数を増やしていきたいので、より宣伝活動や発表の場を広げていくことに力を入れたいと考えています。また、今までは学内でのパネル展やイラスト掲示など、学内活動を主としてきましたが、部員も増えたので、他大学との交流やコミックマーケットへの参加など学外の活動も積極的にしていきたいと思っています。
小森)部員が増えたので幹部としてまとめるのが大変ですが、その分やりがいもあります。部展は普段の漫画部の活動を知ってもらう場でもありますが、部員にとって唯一作品を展示して評価をいただける場でもあるので、今後のモチベーションに繋がる大事なイベントです。部員のためにも、更に良いものにしていけるよう、頑張っていきたいです。
では、最後に一言お願いします!
控えめながらも主幹としての責任感を持ち、一つ一つにしっかりと応えてくれた村上さんと、漫画部の魅力をたくさん熱く語ってくれた副主幹小森さん。お二人の仲の良さから、普段の漫画部のチームワークが伺えました。部員が増え、更に活動の幅を広げようとしている漫画部の今後の活動に期待です!
(2017.07.25)【記事:文化団体連盟本部:澄川 光成さん(法・3年次)】【写真提供:文化団体連盟本部、漫画部】