「第41回定期演奏会」開催!
2014.12.22
12月6日(土)、京都市右京ふれあい文化会館にて、「第41回定期演奏会」が開催されました。会場は本学の学生や地域の方々でほぼ満席の状態となっていました。
第1ステージは、“混声合唱曲「空に、樹に…」”と題していて、谷川俊太郎の『生きる』や川崎洋の『天へ昇った川』、岩間芳樹の『聞こえる』が演奏されました。どの詞も命の尊さや地球の美しさを歌ったもので、人間の手によって失われた世界を、また愛することで繋がっていこうというメッセージが込められていました。部員1人ひとりの歌声や表情も透き通った非常にやさしいものでした。第2ステージは“混声合唱のための「おらしょ カクレキリシタン3つの歌」”で、「おらしょ」とは、カクレキリシタンの祈りの言葉だそうです。かつての禁教と弾圧の300年間で、1つの事を信じ続ける美しさと、その信仰の強さを伝えたいというメッセージが込められており、歌声は非常に美しく重なり、文字通り祈りをささげるような優しさでしたが、表情は強い信念を持った、覚悟あるものでした。
第3ステージは、“企画ステージ「さんぷれっ!! Santa’s present for you」で、子どもたちがサンタクロースのプレゼントを横取りすることから始まるミュージカルで、それぞれのプレゼントに込められた“気持ち”が大切なのだということを再認識するような、心温まるストーリーでした。劇中の自然とクリスマスソングへと繋ぐ構成は圧巻で、サンタクロースの師匠の髭や眉毛が落ちてしまうハプニングを笑いに変える技術や、ダンスのキレと立ち位置の安定感にも目を見張るものがありました。また、最も印象に残ったのは、サンタクロースという事で、プレゼントを子供たちに配るシチュエーションの中で、実際に来場者のお子様にプレゼントを渡していたことと、「気持ちがこもっていてこそプレゼント」ということを考えさせる構成でした。幅広い分野で才能を発揮する混声合唱部ニポポを存分に味わうことができる演奏会でした。【記事・写真:文化団体連盟本部 近持 恒平さん(経済・3年次)】
第1ステージは、“混声合唱曲「空に、樹に…」”と題していて、谷川俊太郎の『生きる』や川崎洋の『天へ昇った川』、岩間芳樹の『聞こえる』が演奏されました。どの詞も命の尊さや地球の美しさを歌ったもので、人間の手によって失われた世界を、また愛することで繋がっていこうというメッセージが込められていました。部員1人ひとりの歌声や表情も透き通った非常にやさしいものでした。第2ステージは“混声合唱のための「おらしょ カクレキリシタン3つの歌」”で、「おらしょ」とは、カクレキリシタンの祈りの言葉だそうです。かつての禁教と弾圧の300年間で、1つの事を信じ続ける美しさと、その信仰の強さを伝えたいというメッセージが込められており、歌声は非常に美しく重なり、文字通り祈りをささげるような優しさでしたが、表情は強い信念を持った、覚悟あるものでした。
第3ステージは、“企画ステージ「さんぷれっ!! Santa’s present for you」で、子どもたちがサンタクロースのプレゼントを横取りすることから始まるミュージカルで、それぞれのプレゼントに込められた“気持ち”が大切なのだということを再認識するような、心温まるストーリーでした。劇中の自然とクリスマスソングへと繋ぐ構成は圧巻で、サンタクロースの師匠の髭や眉毛が落ちてしまうハプニングを笑いに変える技術や、ダンスのキレと立ち位置の安定感にも目を見張るものがありました。また、最も印象に残ったのは、サンタクロースという事で、プレゼントを子供たちに配るシチュエーションの中で、実際に来場者のお子様にプレゼントを渡していたことと、「気持ちがこもっていてこそプレゼント」ということを考えさせる構成でした。幅広い分野で才能を発揮する混声合唱部ニポポを存分に味わうことができる演奏会でした。【記事・写真:文化団体連盟本部 近持 恒平さん(経済・3年次)】

