寿寄席 開催!

2013.12.10

11月30日(土)、京都市北文化会館で「寿寄席」が行われました。寿寄席は、3年次生の引退寄席ということもあり、3年次生部員3名の挨拶により幕を開けました。本寄席は、就職活動に関するネタ、恋愛のネタなどが盛り込まれており、時折ブラックジョークも交えながら進行されました。また、落語長屋が漫才、コント、落語と多岐に渡るお笑いジャンルをフォローしているという事もあり、見ていて飽きない内容となっていました。途中後輩によるサプライズが行われたり、盛りだくさんの楽しい内容で、あっという間に時間が過ぎていました。最後の締めくくりは、第四十六代目大家の河内屋凸口凹(かわちや てとりす)さんによる落語「幽霊の辻」。表題の通り、心霊に関する話であり、よく考えてみると、夏が過ぎ去ってかなり月日がたったこの時期に取り上げる事はないそうですが、いざ落語が始まると観客が話の世界観に引き込まれ、食い入る様子で聞き入っていたのが印象的でした。会場は終始笑いと笑顔に包まれていました。
<出演者のコメント>河内屋凸口凹さん 本名:浅野 晃さん(法・3年次)練習や準備など、大変でしたが、いい寄席ができて頑張った甲斐がありました。「やり切った!」という満足感があります。練習での“ネタ見せ”では不安なところも多くあったのですが、いざお客さんの前に立つと笑いも起きていましたし、運営もスムーズに行えたので成功したと思っています。寿寄席は、規模も大きく、客層も学生に限定していないので、後輩たちにはより落語の腕を磨いてもらって、大人の方にも楽しんでもらえる寄席を作ってもらいたいです。【記事・写真:文化団体連盟本部 山口 裕基さん(法・4年次)】
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