関西学生対校駅伝競走大会で4連覇達成!

2013.11.25

11月13日(日)、今年度から、京都丹後半島が舞台となった「第75回関西学生対校駅伝競走大会(丹後大学駅伝)」が行われ、本学陸上競技部は、2位の立命館大学を僅差で振り切り、この大会、見事4連覇を達成しました。
<試合展開>フィニッシュは壮絶だった。1区小田がレースを作ると4区佐野で1位になり、その後走った小橋とともに区間賞を獲得した。8区中井に襷がわたるまでは、後方の立命館大学とは約1分20秒の差。誰もがこのまま、本学の逃げ切りかと思った。しかし、立命館大学がそれを阻む。徐々に差を縮めてくるとラスト3kmで逆転されるが、アンカー中井はそれでも、立命館大学に食らいつく。ゴール前、最後の直線を一気にラストスパートをかけると立命館大学を抜き去り逆転。僅か1秒差で1位の座を奪い取り、4連覇を達成した。
1区:小田 隼平さん(経営・4年次)タイム24:13/チーム合計タイム24:13 2区:林 俊宏さん(経済・4年次)タイム29:29/チーム合計タイム53:42 3区:寺西 雅俊さん(法・1年次)タイム20:28/チーム合計タイム1:14:10 4区:佐野 克斗さん(法・4年次)タイム30:15/チーム合計タイム1:44:25※区間賞 5区:上門 大祐さん(法・2年次)タイム37:01/チーム合計タイム2:21:26 6区:小橋 憲人さん(経済・4年次)タイム35:41/チーム合計タイム2:57:07※区間賞 7区:中西 健さん(経済・2年次)タイム37:35/チーム合計タイム3:34:42 8区:中井 脩人さん(経営・2年次)タイム36:08/チーム合計タイム4:10:50
MVP:佐野克斗さん 区間賞 :小橋 憲人さん・佐野 克斗さん
<試合後のコメント>1区:小田 隼平さん1 区をトップで襷を渡したかったのですが、出遅れてしまい残念です。うまく繋ぐことができませんでした。4区まで、トップにたつことができなかった原因が自分ではないかと思いました。今回、4連覇を達成し、勝利の喜びを後輩たちに伝えることができてよかったです。12月の京都大学駅伝では、最後の集大成として頑張りたいです。4区:佐野 克斗さん区間賞をいただくことはできましたが、もう少し差をつけることが目標だったので、残念な気持ちがあります。後続のランナーを、少しでも楽にすることが私の役目でした。それでもトップで襷を渡せたので、最低限のことはできたと思います。4連覇は嬉しいです。次の京都大学駅伝では、しっかりと最上級生らしい走りをしたいと思います。7区:中西 健さん 2位のチームとは、1分以上の差があったので、1人で走る形となりました。自分としては、後半の走りが良かったように思います。タイム差をキープするか、もっと広げたかったです。これからは、競ったときに勝てるよう頑張ります。8区:中井 脩人さん 調子が良くありませんでした。襷をもらった時に、1分程の余裕があったので、比較的、余裕をもって走ることができましたが、残り3kmで追い付かれてしまい、絶対に追いつかなければならないと思いました。最後の直線は、「ここで抜くしかない!」と思って必死でした。本当は、後方と差をつけるのが自分の役割でしたが、追いつかれてしまい悔しいです。関西の大会で接戦を演じているようでは、関東の強豪校とは戦えません。12月の京都大学駅伝でも勝ちたいです。小室 輝明コーチ100%の力を出しきった結果だと思います。アクシデントもありましたが、それなりのレースができました。勝ち方は色々とあると思います。来年、5連覇に挑めるのは素晴らしいことです。今回は、最悪のことも考えながら、スピードのある小田選手を1区にしました。本来は、距離の短い方に組み込むのが妥当なのかもしれませんが、本人の希望を尊重しました。彼がレースを作ってくれました。区間賞とった選手が、特別にすごいわけではなく、各選手の特性に合わせて起用しているので、個人というよりチームでとった賞だと思います。今回、出場していない選手は、今日の走りを見ていい刺激になったことでしょう。次の京都大学駅伝までに、急に強くなることはできませんが、立命館大学は、今日の悔しさを力にして挑んでくると思うので、気を引き閉めて臨みます。【記事・写真:体育会本部編集局 佐藤 孝樹さん(法・2年次)】
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