安藤 由翔(経済・4年次)のJ2ガイナーレ鳥取入団が内定!

2013.06.28

6月27日(木)、本学サッカー部所属 安藤 由翔(経済・4年次)のJ2ガイナーレ鳥取入団が内定し、仮契約調印式と記者会見が開かれました。出席者は、安藤 由翔さん、ガイナーレ鳥取 前田 浩二強化本部長、本学サッカー部 古井 裕之監督、川北靖之学生部長の4名。冒頭に、仮契約の調印式が行われ、その後、出席者のコメントと質疑応答が行われた。
<記者会見>■ガイナーレ鳥取 前田 浩二強化本部長コメント「みなさん、こんにちは。この度は、京都産業大学の安藤由 翔と仮契約を結ぶことになりました。関係者、監督、安藤選手に感謝します。京都産業大学も2015年で50周年、ガイナーレ鳥取も今年で30周年と節目での、このような機会を嬉しく思います。安藤選手と契約するにあたって、今年はJリーグ発足20周年ということもあり、初心にかえって、個性のある選手を補強のポイントとしました。安藤選手の左足で駆け上がる姿、ゴールへの執念、まだまだ未完の大器ですが、ガイナーレ鳥取でこの素材を生かしていきたいと思います。クラブとしても飛躍の第一歩としていきたいです。安藤選手おめでとう!」 ■本学サッカー部 古井 裕之監督コメント「今まで数々のプロの選手を輩出していますが、この時期に仮契約を結んだのは初めてです。ガイナーレ鳥取の熱い気持ちが、安藤選手の心の中に入っていったと思います。正直、この時期でいいのかということも考えましたが、縁を大事にしていきたいです。一番に声をかけてくれたのがガイナーレ鳥取であったこと、このチームでやりたいという気持ちになったっことが、(入団を決心した)大きな要因だったと思います。これからは、安藤選手自身が襟を正して、私生活とサッカーの文武両道を実行するように声をかけました。(この仮契約を機に)気持ちを新たに、サッカーに精進し、京都産業大学を代表する選手となってくれると期待します。早い時期に契約して、良い面も悪い面もあると思いますが、彼にとっては良い経験になるでしょう。暖かく見守ってご声援いただきたいです。」 ■安藤 由翔選手コメント「子供のころから夢見ていたプロサッカー選手になることができ、嬉しいです。夢を実現することができました。これからは、プロとして感謝の気持ちを持ってプレーしたいです。応援よろしくお願いします」
<質疑応答> —4年間で成長したことは何ですか? 安藤選手「フィジカルと判断力です。練習などを通して鍛えていくことができました」 —この時期の仮契約と、ガイナーレ鳥取の来季の編成について。前田強化本部長「ガイナーレの選手はレンタル移籍選手を除いて左利きの選手がいません。そのため、左利きの選手を発掘しています。関西のリーグを中心に選手を見ていきました。安藤選手の突破力と、ドリブル、相手選手に挟まれても突破できる力、特にフィジカルでは絶対に倒れないところです。古井監督も、ライオスの監督(安藤選手の高校時代所属チーム)も共通して言ってたことですが、根性があるというところです。どのポジションもできると聞いています。早目の契約にはメリットデメリットがあります。強化指定選手の申請をこれから行い、Jリーグの公式戦にも出場できるようにしていきたいと考えています。加入は来季からですが、今季から試合に出ることで、プロの環境に慣れてもらいたいです。経験とスキルをあげてそれを大学に還元していってほしいです。」 ー契約の決め手となったことは何ですか?安藤選手「一番早く声をかけてくださったことです。私は、人見知りをするのですが、ガイナーレ鳥取は、とても自分の能力を発揮しやすい環境と感じたことと、チームに入って、より成長できる場になると思ったからです」 ー自分の長所を教えてください。安藤選手「自分のプレーの特徴は前にどんどん攻めていくところです。監督からも根性があると言われていて、負けず嫌いです。技術はまだまだ未熟なので、気持ちの面がストロングポイントです」 ースカウトする中で、印象に残ったプレーはありますか?前田強化本部長「リーグの関西大学戦と、関西国際大学戦です。特に資料を持って行かずに視察をしましたが、光るものがありました。そこで、関係者に聞いてみると関西選抜に選ばれていると聞き、納得しました。また、関西国際大学戦は、終了間際の安藤選手のゴールで追いつきました。そういった負けたくないという気持ちも、うちのチームに欲しかった点です。また、ファジアーノ岡山とのトレーニングマッチでは安藤選手のゴールで一得点取れたのが印象に残ってます。彼のゴールで勢いづきました」 ー安藤選手はどのような選手になってほしいですか?前田強化本部長「ガイナーレの理念は、“街づくり人づくり”です。47都道府県で一番人口の少ない県で我々のスポーツクラブがチームのシンボルとなることが使命です。お年寄りから子供までが憧れるプレイヤーになってほしい。この地域から、Jリーグの鏡になってほしいです。」
<会見後談話>■前田 浩二強化本部長「京都産業大学は緑豊かで雰囲気が良いですね。4月から(安藤選手の)練習視察し、良い面も悪い面も見えました。ディフェンスの部分は徐々に高めていければいいと思います。安藤選手は、根性があって負けず嫌いですね。関西選抜に選ばれて、高いレベルでプレーできたことが、彼にとってターニングポイントだったと思います。縦の推進力をどんどん出して欲しいです。サポ−ターに愛される選手を目指してほしいです」 ■安藤 由翔選手「人前で出て話すのは苦手なので緊張しました。複数のJ2のチームから声をかけていただきましたが、最初に声をかけてくださったので決めました。ユニフォームに袖を通してJの世界に入れるという実感がわきました。小さいころからの夢だったのでうれしかったです。ステップアップリーグで、京都サンガと戦ってプロでも通用する面があると感じましたが、もっと磨かないとガイナーレ鳥取では通用しないと思います。練習に参加してみて監督や選手たちが温かく迎えてくださって、やりやすかったです。岡野 雅行選手(元日本代表)も積極的に話しかけてくださいました。子供のころTVで見ていた、憧れの選手と一緒にプレーできるのは嬉しいです。まずはガイナーレ鳥取で結果を出して、いずれはJ1の舞台にも立ちたいです」 【記事・写真:体育会本部編集局 佐藤 孝樹(法・2年次)】【写真:体育会本部編集局 峯松 和成(法・4年次)】
立命大学戦
阪南大学戦
京都選手権
関西学院大学戦
PAGE TOP