京都力養成コース「京都文化の魅力〜その深まりと広がり〜」

2010.10.16

 9月25日から10月16日の4日間、京都力養成コース「京都文化の魅力〜その深まりと広がり〜」がキャンパスプラザ京都で実施された。

 大学コンソーシアム京都 生涯学習事業「京カレッジ」科目として開講した本コースは、本学日本文化研究所の上席特別客員研究員13名(京都検定1級合格者)によるリレー講義で進められ、歴史、文化などのテーマで京都の魅力を紹介するものである。

 本コースは、講師が自ら京都について調査、研究を行ったことを講義するため、独自の視点から京都を知ることができる。
 10月2日に行われた現地見学会では、晴天にめぐまれ、3時間かけて京都の名勝を拝観し、充実した見学会となった。受講生からは「新たな発見ができた。」との声が寄せられた。


【各回の講義テーマ】
第1日目
第1講義「『井筒』を名乗る店のルーツを探る」
第2講義「中近世、京の商家の租税について」   第3講義「<近代京都>におけるタクシーの誕生」
第4講義「ネコ好きの京都案内」

第2日目
現地見学会「東福寺三門⇒東司⇒東福寺本坊⇒勝林寺⇒戒光寺⇒即成院 

第3日目
第1講義「京都の寺社における説話について」
第2講義「吉田神社の歴史 中臣氏、卜部氏そして吉田兼倶」
第3講義「南北朝期の八幡正平塚の史跡について」
第4講義「高校日本史教科書に見る『京都』について」

第4日目
第1講義「京都の寺社とゆかりの菓子」
第2講義「伝統産業工芸品・友禅の歴史と魅力〜入門編〜」
第3講義「京都町組に学ぶまちおこし」
第4講義「伏見稲荷大社信仰の源流と商業神への展開」
10月2日現地見学会
講義を熱心に聴き入る受講生たち
PAGE TOP