江戸時代の世相や経済事情を旭堂南陽氏が講談で伝える
2006.05.08
経済学部では、親しみやすくわかりやすい授業を目指した取組みの一環として、伝統話芸・講談を取り入れた授業の試みを始めた。そのはじめとして、5月8日に専門科目として開講されている「日本経済史」にて、江戸時代の経済という授業テーマに関連して、上方講談師の旭堂南陽(きょくどうなんよう)氏を招き、古典講談を語った。
旭堂氏は、英語やスウェーデン語など7ヶ国語で講談をこなす国際派の講談師であるが、大学の教壇に立つのは初めてという。
今回の演目は、清廉を貫いた浪人武士の苦境を描いた「柳田格之進」を演じ、講義に参加した学生らは生で聞く講談に熱心に耳を傾けた。
今後、春学期中の講義では、豪商の勇気と知恵を描いた「紀伊国屋文左衛門」、昆布職人の人生模様をつづった「おぼろのたより」、呉服の新商法を開拓した商人伝「三井高利」が予定されている。
旭堂氏は、英語やスウェーデン語など7ヶ国語で講談をこなす国際派の講談師であるが、大学の教壇に立つのは初めてという。
今回の演目は、清廉を貫いた浪人武士の苦境を描いた「柳田格之進」を演じ、講義に参加した学生らは生で聞く講談に熱心に耳を傾けた。
今後、春学期中の講義では、豪商の勇気と知恵を描いた「紀伊国屋文左衛門」、昆布職人の人生模様をつづった「おぼろのたより」、呉服の新商法を開拓した商人伝「三井高利」が予定されている。
