38回日本古文書学会大会 開催

2005.10.29

  10月29日・30日の2日間、本学で、日本古文書学会(会長:中尾堯・立正大学名誉教授)の第38回大会・総会が、井上満郎(本学日本文化研究所所長)実行委員長のもと、開催された。5号館5303教室をメイン会場に、29日には公開講演・総会・懇親会が、30日には研究発表が行われ、学会員・一般市民・学生を合わせ、およそ170人が来場した。
  29日には、開催校を代表して本学の河野勝彦・副学長が挨拶を行った後、永村眞・日本女子大学教授が「中世聖教の史料論−特に「抄物」を通して−」と題して、次に冷泉為人・冷泉家時雨文庫理事長がスライドも交え「冷泉家の歴史と文化」について、それぞれ講演を行った。また、30日には、関西をはじめ関東・九州などから訪れた12人の研究者による研究発表が行われ、活発な議論が展開された。
  なお、31日には、上賀茂神社、京都大学、東福寺において史料見学会が行われた。
講演を行う冷泉為人・冷泉家時雨亭文庫理事長
PAGE TOP