学祖 荒木俊馬 生誕の地・ゆかりの地に記念碑建立

2014(平成26)年2月22日京都産業大学創立50周年記念事業として、
学祖荒木俊馬の故郷熊本県鹿本町に記念碑を建立。


創設者・初代総長 荒木 俊馬

 京都産業大学の創設者である荒木俊馬は、1897(明治30)年3月20日、熊本県立鹿本中学校初代校長の父 竹次郎と母 記寿の長男として、来民の地に生を享けた。その後、1903(明治36)年には来民尋常小学校へ入学、荒木家が熊本市へ転居するまでの多感な9年間を来民において過ごした。1910(明治43)年、熊本県立中学濟々黌へ進学、殊に「徳体知」の三育併進を建学の精神に掲げた濟々黌において、のちの教育者たる人格が潜在的に育まれ、京都産業大学の創設にあたっての建学の理念にも大きな影響を与えた。1920(大正9)年、京都帝国大学理学部に入学、当時最先端の科学であった宇宙物理学を志す。1923(大正12)年、京都帝国大学卒業とともに同大学理学部講師に就任、助教授、教授と昇進を続けた。この間、欧州留学を経験し理学博士の学位を取得するなど、気鋭の天文学者として研究活動や後進の指導に邁進した。荒木俊馬は、理想の高等教育を実現するため大学の設立に奔走し、1965(昭和40)年、京都産業大学を創設して初代学長兼理事長に就く。全世界の人々から尊敬され、社会に役立つ人材の育成を掲げた教育者 荒木俊馬の源流は、まさに、ここ熊本、来民の地に求められるのである。

★2013(平成25) 年9月熊本県教育委員会が「平成25年度熊本県近代文化功労者」に荒木俊馬を選出し、11月9日熊本県テルサにて顕彰会を行った。

九州新幹線の利用

  • JR「新玉名」駅から
    九州産交バス「新玉名駅」に乗り換え「鹿本総合支所裏」下車で約60分
  • JR「熊本」駅から
    九州産交バス「熊本駅前」に乗り換え「鹿本総合支所裏」下車 で約90分

マイカーでの利用

  • 九州自動車道「植木」ICより薩摩街道・鹿児島街道/国道3号線と県道198号線 経由で鹿本町来民まで約20分
  • 九州自動車道「菊水」ICより県道16号線 と 国道325号線で鹿本町来民まで約30分

熊本空港の利用

  • タクシー 国道325号線 経由で鹿本町来民まで約45分
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