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社会安全・警察学研究所 9月定例研究会
「フランスにおける配偶者間暴力に関して」
報告者 | フランス国立トゥールーズ第1大学フランソワ・デュー教授 |
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日時 | 9月16日 於むすびわざ館 社会安全・警察学研究所内 |
「非行少年の立ち直り」をテーマに調査してきた研究所では、非行少年等、子どもをめぐる問題の多くに、以前から指摘されてきたことであるが、配偶者間暴力、児童虐待などの外部からの目が届きにくい「家庭内の問題」が関連していることを認識してきた。
そこで、家族の在り方が近年激変しているフランスから、配偶者間暴力に関して、南西仏地方のタルネ県において、警察への被害・告訴届から司法判断が下るまでの過程を同県検察局と共同で2年間調査したフランソワ・デュー教授を招聘して配偶者間暴力に関しての現状とその対策について報告していただいた。
研究会には警察、教育関係者等が参加し、報告の後、活発な質問・議論が展開され、特に配偶者間暴力が子どもに与える影響、学校での暴力、被害者支援などについて議論が活発に行われた。