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夏休み体験ボランティア2011〜ふるさとワークステイin福井〜開催報告

9月13日(火)〜16日(金)、福井県にて「夏休み体験ボランティア2011〜ふるさとワークステイ in 福井〜」を開催しました。今年で3回目となる当企画には、1回生〜4回生まで様々な学部の22名の学生が参加し、4つの活動地域に分かれてボランティア活動を体験し、活動前と活動後、F工房ファシリテーター協力のもと、ボランティアに関するワークショップも行いました。
夏休み体験ボランティアとは
本学ボランティアセンター・F工房と福井県との協働により、福井県が主催する「ふるさとワークステイ」※の事業を本学学生のために特別に企画したものです。
この企画は、ボランティア活動に興味はあるが今一歩踏み出せない学生や、活動の経験はあるがボランティアのことが未だよくわからないボランティア初心者を対象とし、事前学習でボランティアの基礎を学んだ後、農山村地域で地域の方々の日常生活と向き合い、主体的・自発的な活動を通して地域が抱える課題や自身の現在・今後の生活について考えます。
※「ふるさとワークステイ」とは…
福井県内の農山村に滞在し、地域の方と交流しながら、農作業や地域景観づくりなどのお手伝いをする「滞在型ボランティア」です。
スケジュール
9月12日(月)
本学にてオリエンテーション
9月13日(火)
8:00 京都駅集合・出発―各自昼食―11:20 C鯖江市、11:40 D勝山市、11:50 A福井市(上味見地区)、12:20 B福井市(東郷地区)到着―オリエンテーション、体験活動――入浴・夕食――地域の課題についてミーティング――就寝
9月14日(水)
朝 起床、宿泊先にて朝食――9:00体験活動――昼食――体験活動――入浴・夕食――地域の課題についてミーティング――就寝
9月15日(木)
朝 起床、宿泊先にて朝食――9:00体験活動――昼食――体験活動――入浴、地域の方との夕食交流会・地域の課題について発表――就寝
9月16日(金)
朝 起床、宿泊先にて朝食――11:00 C,Dグループ、11:30 Aグループ 福井市(東郷地区)へ移動―12:00昼食―13:00 ワークショップ―16:00 福井出発――20:00頃 京都駅到着 解散
活動場所・内容
A.福井市 上味見地区
樺八幡秋祭りのお手伝い、
フィールド整備、薪割り、畑作業などNPO法人体験活動準備のお手伝い
B.福井市 東郷地区
槙山清掃、お米作業のお手伝い(稲刈り、籾摺り、出荷作業など)
C.鯖江市 河和田地区
豪雨で被災した漆器工場にて漆器整理・片付け、
農園での作業、炭焼き小屋づくりなどNPO法人のお手伝い
D.勝山市
田んぼでの農作業のお手伝い
事前学習・オリエンテーション
福井でのボランティア体験活動に出発する前の9月12日(月)、本学にて事前学習・オリエンテーションを行いました。このオリエンテーションでは、ボランティアの基礎に関するレクチャーやグループワークを行い、各グループの親睦を深め、ボランティア活動の準備を整えました。
ボランティア体験
福井県では22名が4つの地域に分かれ、地域が抱える課題について地域の方からお話を伺った後、体験活動を行いました。夜は各宿泊場所にて、地域の課題についてのミーティングや、地域の方との交流会が行われました。
活動報告・グループワーク発表
最終日には参加者全員が東郷市に集合し、各地域の活動報告と、地域の課題を踏まえて自分たちが考えた地域に対する提案などの情報交換を行い、グループごとに発表をしました。自分が行った地域以外の活動についても話を聞き、意見を交換することで自分たちの活動を振り返り、地域の課題について考察することができました。
参加学生の声
- 普段できないような体験ができ、すごく楽しかったです。日本の問題である過疎という現象を見て考えさせられました。
- 農業に携わる人や町おこしに取り組んでいる人を間近で見て、田舎が抱えている現状を身近に感じることができました。
- グループワークでは、みんなの話や意見が聞けて、色んな思いや体験があるんだなと思いました。
- 最高に楽しかったです!!貴重な体験ありがとうございました!
同行スタッフの声
4日間、皆さんの活動の様子を拝見させていただきました。暑い中、慣れない作業で大変だったと思いますが、貴重な体験をされ、何か得るものがあったのではないでしょうか。ここでの体験を通して得た参加者同士のつながりや、現地の方々とのつながりを大切にしてください。今回の夏休み体験ボランティアが皆さんの学生生活を充実させ、今後のボランティアに一歩踏み出せるきっかけとなりましたら、私共スタッフといたしましても嬉しく思います。