交通広告「変わるチカラ。変えるチカラ。」シリーズ3

変わるチカラ。変えるチカラ。

外国語と司法。
学部を越えた学びが未来を切り拓く。

外国語と司法

文系・理系すべての学部が一ヵ所に集う京都産業大学には、学部の垣根を越えて学び、現代社会の諸問題を解決する力を養う独自の「フレキシブルカリキュラム」がある。外国人が関わる捜査や裁判で必要な法的知識・実践的な語学力を身につける「司法外国語プログラム」など、一拠点総合大学だからできる学びの融合で学生の可能性を広げる。

 
 
外国語と司法

京都産業大学13号館。模擬法廷の教室から、法律の専門用語とともに、時折、中国語が聞こえてくる。実際の裁判を想定したシナリオに沿って、学生が司法通訳人として受講生・教員が演じる裁判官や検察官の言葉を通訳する「法廷通訳・翻訳演習」の授業風景だ。外国語と、法学。2つの学部の壁を越えて幅広い知識を学ぶことで、将来の可能性を広げることができる。京都産業大学の「フレキシブルカリキュラム」では、複数の専門分野を融合させたユニークなプログラムを開設している。

一拠点総合大学だからこそ、幅広い知識が身につけられる。

田口倫子さん
(外国語学部3年次)

北川翔太さん
(法学部3年次)

社会の高度化・複雑化・専門化が進む現代、大学という学びの場においても、柔軟な判断力と広い視野を持ち、自ら考えて行動し、問題を解決していける人材の育成が不可欠なものとなっている。その上でいま求められているのが、幅広い視野で総合的な判断を下す能力を養う教育環境だ。京都産業大学では、一拠点総合大学という利点を生かし、学生が自らの所属学部の壁を越えて、柔軟に総合的な知識を学ぶことができる。現代社会の複雑な問題を解決するスペシャリストを養成する「学部融合プログラム」では、「司法外国語(法学部×外国語学部)」「知財エキスパート(法学部×理学部)」「人事・労務(法学部×経営学部)」のほか、2012年度から「環境人材」や「会計・税務」などを新たに加える予定で、今後も社会のニーズに応えていく。

現在、「司法外国語プログラム」を履修する田口倫子(外国語学部3年次生)。元々、高校生の頃から中国語を勉強していた彼女にとって、このプログラムは中国語の専門領域を広げていける絶好の機会だった。「外国語学部では学べない知識を身につけるなど、通訳者をはじめ現役で活躍する方々に触れることで視野が広がった。将来、中国で働きたいという自分の気持ちに気がついた」。そう語る彼女の眼は真っ直ぐ未来を見つめている。
また、法学部に所属する北川翔太(法学部3年次生)は、「他大学では外国語学部で学ぶような高いレベルの中国語を学べるのが魅力。将来は、中国語と法学を活かした仕事がしたい」と、中国語の検定合格を目指している。

司法通訳人、警察官、弁護士…、カリキュラムを通して「なりたい自分」の可能性を大きく広げる学生たち。彼らは、いま、それぞれの未来へ向かって確かな一歩を歩み出している。

掲載期間2011年10月〜

京都産業大学神山天文台

フレキシブルカリキュラム

 学生が自らの所属学部の壁を越えて柔軟に、総合的な知識を学ぶことができるカリキュラム。
「ワンキャンパスの総合大学」という特色を生かした、京都産業大学独自のプログラムである。

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