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交通広告「未来を実現するチカラ」 サギタリウス・チャレンジ
ふぞろいな野菜。
私たちの
成長の糧である。
市場に出回らず廃棄されていた規格外野菜を低価格で販売する「野菜の廃棄ゼロ市」。
社会貢献とビジネスの融合を目指して企画した経営学部・大室ゼミの学生にとって、生産農家との交渉などの経験は、成長の大きな糧になっている。
京都産業大学は、独自プログラム「サギタリウス・チャレンジ」を通じて学生の意欲的な挑戦を支援している。
経営学部 経営学科 3年次生
入江紗希さん
「サギタリウス・チャレンジ」のことを知ったのは、入学前です。大学案内を見て興味があり、3年次生になってゼミの先生の勧めもあって挑戦することになりました。ゼミで学んでいる「ビジネスを通した社会的課題の解決」を実践できる企画を、とディスカッションするなかで出てきたのが「規格外野菜の廃棄ゼロ市」です。実家の祖父母が畑で野菜を作っており、傷があったり小さかったりで規格に合わない野菜が捨てられていることを思い出し、提案しました。
サギタリウス・チャレンジに応募し、採択されてからは、実施に向けてゼミの仲間たちと協力して野菜の仕入れ先との交渉や、販売にむけての準備などを行いました。特に今年は猛暑による不作の影響で、野菜を提供してくださる農家がなかなか見つからず、いろいろなところに交渉に行ったことが大変でしたが、良い経験になりました。
11月と12月に計4回、上賀茂神社で市場を開催し、大根や白菜、ほうれん草などを販売したのですが、予想以上にお客さんが集まりうれしかったです。野菜を販売するときに、規格外野菜の説明をしたり、パンフレットを配ったりして廃棄野菜の存在についてのアピールもできたと思います。
京都産業大学では、新しい挑戦に意欲的に取り組む学生を支援するオリジナルプログラム「サギタリウス・チャレンジ」を実施しています。「チャレンジ部門」をはじめ「スピーチコンテスト部門」「ディベートコンテスト部門」「エッセイコンテスト部門」「グッド・トライ部門」など幅広い分野での挑戦をサポート。優秀作に奨励金を授与しています。本年度の「チャレンジ部門」で採択されたのが「野菜の廃棄ゼロ市」。過去にも、自転車による日本縦断町おこしプロジェクト、本学のマスコットキャラクターをつくるプロジェクトなど、次々とユニークな企画が「サギタリウス・チャレンジ」から生まれています。