ようこそ京都産業大学へ!学生ボランティアスタッフ LINKが留学生歓迎イベントを開催!

2023.10.12

LINKのメンバーを中心にイベントを進行

サギタリウス館1階にあるグローバルコモンズ(以下GC)は多言語や異文化を楽しみながら学べる施設で、学生ボランティアスタッフ「LINK」(以下LINK)によるイベントが盛んに行われています。今回は「留学生歓迎イベントNew Exchange Student Welcome Fest」を取材しました。このイベントは秋学期から本学で学び始める留学生を本学の学生とディスカッションやゲームで歓迎するイベントです。

(学生ライター 国際関係学部4年次 竹本逸美)

イベントはディスカッションとゲームの2部構成で行われ、世界各国から本学に来た留学生と本学の学生が参加しました。出身国、文化、言語、大学での専攻の異なる学生が参加しました。
お互いの文化や習慣の違いにびっくり
ディスカッションは参加者の興味関心や、レベルに合わせ「日本語」、「英語」そして「英語と日本語ミックス」の3つの、6、7人のグループに分かれ、LINKがファシリテーターとして進行する形で行われました。簡単な自己紹介から始まり、グループごとに異なるテーマでディスカッションが展開されました。来日して間もない留学生に日本のおすすめスポットやレストランを紹介しているグループや、留学生の母国に旅行や留学の経験がある本学学生からの質問や、留学当時の話をしているグループなど、それぞれのグループで終始笑顔と笑い声が見受けられました。


初めて作る折り紙に夢中!
その後のゲームコーナーでは日本の文化を感じられるお箸を使用した豆つかみゲーム、折り紙、けん玉や留学生にも馴染みのあるカードゲーム、ボードゲーム、クロスワードパズル、さらに多言語を使用する多言語しりとりなど、たくさんのゲームが行われました。特に盛り上がりを見せていた豆つかみゲームコーナーでは、使い慣れないお箸に苦戦しつつも一生懸命にリレーやタイムアタックに参加者が挑戦しました。チームプレーを通して日本の文化に触れ、お互いの文化への理解を深めようとする参加者の姿勢が見て取れました。折り紙のスペースでは初めてみた折り紙に興味津々の留学生に、日本人学生が折り方を教えながら一緒に作っている様子が見られました。カエルや手裏剣などの作品で遊んだり、折りながら話をしたり、落ち着いた空間で一緒に作業をして交流を深めていました。
留学生にとって慣れないお箸の使い方をレクチャー
このイベントを開催した経緯について、企画者の1人、澤井さんに話を聞きました。「自身がアイルランドに留学していた経験から、授業が始まる前に留学生に交流の場を提供すれば不安や緊張を少しでも和らげることができると思いました。ディスカッションやゲームを通して友達やコミュニティーを作るきっかけになればと思いイベントを企画しました。今後は留学生も含めてもっとたくさんの人にグローバルコモンズを知ってもらい、イベントを通して自己成長や発見のヒントになるような場所にしていきたいです。」と笑顔で語ってくれました。

新型コロナウイルス感染症の影響を受けていた数年前に比べ、たくさんの留学生を迎え行われた本イベントでは参加者同士が積極的な交流する様子が1番印象に残りました。お互いの良さや違いを受け入れ、リスペクトし合う姿勢からはさらにグローバル化が進んだ未来の日本を見ているような気持ちになりました。
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