【GSC】海外サイエンスキャンプを実施しました!
2025.03.14
理学部、情報理工学部、生命科学部の理工系3学部が協同して設置しているグローバル・サイエンス・コース(GSC)の「海外サイエンスキャンプ」は、理工系の専門知識とともに、英語力を強化してグローバルに活躍できる理系産業人の育成を目的とした科目であり、理工系3学部の学生が短期間海外に滞在し共に学ぶことを特徴とする、将来のキャリアパス構築の足掛かりとする為の研修です。5年ぶりの開講となる2024年度はフィンランド・ヘルシンキを訪れ、現地大学や日本にもつながりのある企業見学、現地学生との交流やグローバルな活躍をする方の講義を受けるなど、短期間ながら様々な経験と刺激を受け、自らの将来や可能性について考察するきっかけとなりました。今年度は2025年2月16日(日)~24日(月)9日間に14名が参加しました。



ヘルシンキ大学、アアルト大学ではキャンパスツアーや修士・博士課程学生による研究紹介を受け、学内での起業サポートを行う組織へ訪問しました。他にも、現地学生宅への訪問やスポーツ交流(バレーボール)を通じ、文化の違いなどを感じながら交流も楽しみました。また、エネルギー関連製品を扱う企業(バルチラ)や風力発電を始めとしたグリーンエネルギーの開発から発電までを手掛ける企業(トゥクセラ)への訪問や、日本とも繋がりのあるソフトウエア開発企業の事業紹介などを通して自身の学びに通じる海外企業を知ると共に、企業(社会)で求められているグローバルな人材像などについても、お話いただきました。
国内外の教育や考え方の違いを感じ、実際に海外の大学や企業に行き、グローバルに活躍している方と交流できたことは非常に良い経験となり、自分も海外でグローバルに活躍してみたいなどの意見も出るなど、履修者にとってとても多くの刺激を得た研修となりました。
国内外の教育や考え方の違いを感じ、実際に海外の大学や企業に行き、グローバルに活躍している方と交流できたことは非常に良い経験となり、自分も海外でグローバルに活躍してみたいなどの意見も出るなど、履修者にとってとても多くの刺激を得た研修となりました。



研修で得られた経験や学習成果は3月3日(月)に開催された「帰国報告会」で、ポスターセッション形式により一人ひとり発表しました。担当である山本大地先生から、「英語学習という漠然としたものではなく、達成の為に何をするのか、より具体的な目標や行動までを発表(アウトプット)することが、帰国報告会の目的であり、考え方のスクラップ&ビルドの大切さ」を伝えられると共に、「自信をもって思いのたけを話して欲しい」というエールのもと、履修者はヘルシンキで得た経験や学びを思い思いに発表しました。
参加した教員からの技術的な意見や今後の学習へのアドバイスをもらい、沢山の質疑応答も続く中、時間いっぱい各ブースは盛り上がっていました。
参加した教員からの技術的な意見や今後の学習へのアドバイスをもらい、沢山の質疑応答も続く中、時間いっぱい各ブースは盛り上がっていました。


航空会社の都合により出発が1日遅れる事態となりましたが、無事研修を終えることができました。出発時のトラブルを含め、将来を見据えるきっかけとなる大きな経験となった9日間の研修になりました。