第8回Monthly GSCセミナーを開催しました(1月15日)
2025.01.20
グローバル・サイエンス・コース(GSC)では、コース登録生の月次イベントとしてMonthly GSCを開催し、英語のスキルアップのためのワークショップや講演会を毎月開催しています。
Monthly GSC1月
- 日時:2025年1月15日(水)16:45~18:15
- 場所:天地館T304教室
- 講師:山本 大地氏(インビボサイエンス株式会社 取締役執行役員)
1月のMonthly GSCでは、山本 大地 氏を講師に迎え、「理系学生がグローバル人材になるために“今”学ぶべきこと」というテーマでセミナーを開催しました。
セミナーの冒頭に、グローバルな場面に限らず今後経験する様々な場面において大切なポイントとなる、発言やコミュニケーションをとることの練習を兼ねて、「恥ずかしがらず」「積極的な発言」が山本氏より参加者へ求められ、一方的な講義形式のものではなく、参加者と交流しながらのグローバルセミナーが始まりました。
さまざまなエピソードを交えながら、ご自身の経歴や研究者・企業人としての現在のグローバルなご活躍をお話いただく中で、国内外で経験されているたくさんのリアルなお話やその思いや感じたことに、参加者は興味深く聞き入っている様子でした。
その後、コロナ禍を過ぎた近年のグローバルビジネス社会の変容や働き方の変化に伴い、社会の現状分析の必要性や重要性、海外と日本の企業価値や投資や求めるものの考え方などの「相違」について、リアルなご経験を交えてお話しいただく中、理系学生がグローバル社会で対応(グローバルな人材になる)してゆくためには、「5~10年後の社会はどうなっているか、自分はどうなっていたいか」を想像し、逆算すれば「今やるべきこと」が見えてくると共に、未来の自分にしっかりと投資することが重要であり、具体的には「一生懸命に勉強すること」や「コミュニケーションネットワークを構築すること」など、参加者自身が今の自分に対して考えるきっかけとなるような内容を、ご自身の経験を交えながら具体的かつ丁寧にお話しくださいました。
山本氏から「恥ずかしがらず・積極的な発言」でもある「質問すること(コミュニケーションネットワークの構築方法の1つ)」の大切さを教えていただく中、講演中も多くの質問がありその内容は将来設計の立て方やベンチャー企業についてなどの具体的なものから、失敗から考える人生観などの人生の先輩としてのアドバイス等、その内容は多岐に渡り、講演会終了後も積極的に質問する参加者もいるなど、沢山の質問が寄せられました。
限られた時間ではありましたが、参加者にとって、リアルなグローバル社会で活躍されているお話を直接聞くことのできる貴重な機会となると共に、改めて現在の自分と向き合い、今後の進路やキャリア形成について考える有益な時間となりました。
GSCでは今後もこのようなイベントやセミナーを開催していく予定です。

