4月2日（火）および4月3日（水）、神山ホールにて2024（令和6）年度の入学式を挙行し、全10学部の学部生 計3,821名（編・転入生含む）、全10研究科の大学院生 計93名が新生活の第一歩を踏み出しました。

黒坂 光学長からは新入生に対し、以下の告辞が述べられました。

古代ギリシアに「幸運の女神には前髪しかない」ということわざがあります。これは、幸運の神様は出会った時には、捕まえやすいように髪が前に垂らされていますが、後頭部には髪が無いため、通り過ぎた後では捕まえることはできず、チャンスや幸運は一瞬にして訪れ、その瞬間を逃すことなく掴むことが成功への鍵であり、逃すと後で取り戻すことはできないことを示しています。
本学では、専門的な知識と技術を修得することは言うに及ばず、すべての学部を集約するキャンパスにおいて、日本国内、海外の様々な地域の学生が、学部・学科、専門分野の壁を超えて出会い、議論し、課外活動などを共にすることで、社会性を磨き、人間的に成長することができます。
大学時代は、若く、感受性豊かで、多くのことを学び、吸収できる４年間です。また、卒業後の長い人生の礎となる大切な期間であり、まさにチャンスを掴むための絶好の機会です。
16万人を超えるすべての卒業生が切磋琢磨し、学んできたこのキャンパスは、「明朗公正で、失敗を恐れず新しいことにチャレンジし、やり始めたことは最後までやり抜く」と言う神山スピリットが溢れています。皆さんも、神山スピリットを胸にして、多くのことにチャレンジし、幸運の女神を味方にしてください。

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