【グローバルコモンズ】講演会「「翻訳人間」の視点—身の周りのいろいろな翻訳をながめてみる」を開催しました。

2023.12.20

12月5日、翻訳家の大久保ゆうさんをお招きした講演会「「翻訳人間」の視点—身の周りのいろいろな翻訳をながめてみる」を開催しました。

初めての翻訳は中学生のころ、高校生になってすぐに、インターネットで作品を発表し始めたという大久保さん。ペラペラでなくても、未経験でも、まずやることから始めてみると、経験を積みながら、語学を学んでいけることを教えて下さいました。

後半は、プロになる前からずっと翻訳のことを考えてきた「翻訳人間」の大久保さんが、街にあふれる案内板や注意書きの「気になる」多言語表記を紹介。
グローバル企業の秀逸な翻訳サイン、ネイティブには違う意味で伝わってしまう案内表示など、参加者の皆さんも一緒に、ひとつひとつの翻訳の良いところ、悪いところを考えました。
より良い翻訳をするためには、同じ目的で書かれた看板を比較してみると良いこと、非ネイティブにも理解できる英語を書く重要性など、ためになるお話を伺うことができました。

最後に、参加者の皆さんが街の中で見つけた「多言語表記」について、写真を見せ合いながらグループで話し合い、気になるところ、面白いところを発表。驚くような翻訳表示も飛び出し、楽しいグループワークになりました。

参加者の皆さんからは、面白かった、翻訳について新しい見方が出来るようになった、との感想をいただきました。

「翻訳」は専門家だけのものではなく、意外と身近にたくさんあることに気付いた1時間でした。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!

講演会の様子
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