「ふるさとワークステイinふくい2023」実施報告

2023.10.13

ボランティアセンターでは、毎年夏休み期間中に、福井県の農山村に滞在し、さまざまな年代の方々との交流や協働を通して地域の文化の継承や活性化などに取り組む「ふるさとワークステイinふくい」を実施しています。
今回は、8月28日(月)~9月1日(金)の日程で、福井市殿下(でんが)地区にて活動を行いました。

実施内容

実施日程 2023年8月28日(月)~9月1日(金)4泊5日
活動場所 福井市殿下地区
参加者数 10人+引率スタッフ2人

活動内容

越前海岸まるごと魅力発見・発信プロジェクト

日本海を望む展望の復活のための山の整備や竹伐採、越前海岸での地域活性化の取り組みの視察などを行いました。
また、殿下小中学校で開催された老人会ふれあいイベントに参加したり、小中学生と昼食や遊びを通して交流したりもしました。
竹食器作り
千合平(ちごうだいら)展望整備(枝打ち作業)
越前海岸視察:「オハナ牧場」羊のえさやり
越前海岸視察:「志野製塩所」見学
越前海岸視察:「くにみクラゲ公民館」生物観察体験
越前海岸視察:「MARE」で昼食
小中学生との交流
竹炊飯のための竹容器作り
最終日には、まとめの振り返りを行いました。今回の活動全体を通して「頑張ったこと」「疑問に思ったこと」「新しい気づき」について発表し、それぞれ感じたことを共有しました。そして最後に、「今後にどう生かすか」について各自で考えたことを発表しました。
また、殿下の受け入れ担当の方から、今回の活動に関するコメントと学生に向けたメッセージをいただきました。
振り返りの様子
振り返りの様子

参加した学生の声(アンケートより)

やりがいを感じたことは?

  • 枝切りでだんだんと海が見えていくのが実感できて、満足感があった。
  • 山での作業や地域の人との交流など、自分にとって全てが新鮮でやりがいを感じた。
  • やったことのないことに挑戦して、わからないことは現地の方に聞いて作業を進める中で、協力して何かを成し遂げる大切さを知ることができた。

参加しての感想は?

  • 夏一番の思い出になった。
  • 殿下の方たちの温かさに触れ、たくさんの人の努力を見て、自分の将来について考えてみたり、これからやりたいことを探してみたり、とてもいい5日間を過ごせました。
  • 地域の方との交流もメンバーとの共同作業もとてもためになったし、地域の課題や解決策を知ることができた。
  • 今までに地域に人たちと交流したり、ボランティアなどの活動をしたことがなかったので、今回参加してみて、とても楽しく、やりがいを感じることを見つけることができた。

コロナ禍で、2020年からの2年間はプログラムを休止していましたが、今年は殿下で活動を受け入れていただいて、ちょうど10年目の年でした。
その記念すべき年に、4年ぶりに4泊5日で実施できたこと、そして、山や竹林での作業、小中学生との交流など新しい活動に取り組み、また新たな殿下の現状や魅力を知ることができたことをうれしく思います。
今回も受け入れていただくにあたり、殿下の地域の皆さまにはいろいろとご尽力いただきました。ありがとうございました。
お問い合わせ先
京都産業大学 ボランティアセンター 13号館B1階
〒603‐8555 京都市北区上賀茂本山
Tel.075-705-1530
Fax.075-705-3191

開室時間
平日:9:00~16:30(13:00~14:00を除く)
土曜:9:00~11:45※不定期に閉室することがありますので、事前にお問い合わせください。
日曜・祝日:閉室
volunteer-support@star.kyoto-su.ac.jp
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